英語の作法はどこ消えた!?
海外の語学学校は、会話中心の授業になると思っていたら予想と反して意外と文法中心の授業だった。
私は何度か語学学校に入学した経験があるけれど、中級クラスから上級クラスまですべてのクラスを体験した事がある。
中級から中上級にかけては、正確な文法をひたすら習うイメージ。
こういう時には、この副詞を使わなきゃいけないとか、、こういう場合は名詞にaじゃなくてtheを使わないといけないとか、、この動詞は進行形にしてはいけないとか、、、
要は文法のルールを何度も叩き込まれるようなイメージ。
しかも上のレベルにいけばいくほどそのルールも本当に細かくなってくる感じ。。
だから、度々
これはなに??海外まで来て詳しい英文法を習うのか??
これじゃあ、受験英語と同じじゃん!!!
つまらん!!!!
と思っていたんです。
だけど、上級のクラスに入ると状況が何故か少しずつ変化してきた。。
どういうことかというと、急に今まで習ってきたはずの文法のルールが適用されなくなってきた。。
説明によれば、ネーティブスピーカーは時折文法のルールを変えて使う事があるし、、言語は常に使う人によって変化していくもの。時代によって変化していくものという事。。
だからその時々に合った英語を場面場面で使っていく必要がある。文法のルールを今まで習ってきたけれど、基本の型さえ合っていれば自由に組み合わせて使う事も出来るしそうしていった方がネーティブスピーカーと自然に会話できる。
それこそが、自然なナチュラルイングリッシュ!!
という感じの説明を受けた。。
全く英文法とかのルールを知らない人間であれば、最初に正しい英文法を習ってそれから崩しに入っていくというこの仕組みは非常に良く分かる。
だって最初からしっかりしたルールもなくしゃべってから(崩れた英語をしゃべってから)正しい英語の作法を身につけるのはかなり難しいと思うから、、
だけれど、私自身の立場からすると本当に笑うしかなかったです。。
だって私は日本で受験英語をずっと勉強してきて、自然に喋ることが身に付かなかったから大学時代から自分で英語の多聴とかをして一生懸命に英語脳を作ろうとしてきたし、ネイティブスピーカーと喋ることができるクラスに参加したりして英会話を何とか身につけようとしてきた。。
それだけど、自然に会話できるまでにはまだまだだなという思いもあったから語学学校に通い始めたんです。。
私が身につけたかったのは、ナチュラルイングリッシュなのにーーー!!!
本番はここからなんかい!!私は今までこんなとこで何してたーー!!
という感情が出てきた。
こういうことであれば、最初っから試験をパスして上級コースに入るべきなのか!!
昔、英会話をマスターしたかった私は駅前の某有名英会話スクール、ベルリ〇ツに入学するプランを立て最も立地がいい場所を見に行った。スクールの前にはコースの説明が沢山置いてあった。
私は誰とでもやり合えるくらいの英語力、すなわちビジネスや日常会話で自然とネーティブスピーカーのように喋りたいという夢を持っていてそういう講座に入れたら良いと思ったし、決められた時間に通う事で自分を強制できるとも考えた。。
だけども、私が求めているコースはそもそもTOEICでの高得点を求められていて入学が難しくて諦めた。
私はその当時TOEICの点数は615点ほどしかなかったが、ネーティブスピーカーの言っている事は聞き取れたし会話も詰まりながらも出来る状態だった。
私よりも点数高い人でも会話できない人がクラスにいっぱいいたから、対策すれば点数取れる試験だと分かる。
私は周りよりも圧倒的に試験対策してこなかったので点数の伸びは少しずつしか上がらなかったし寧ろそれが当たり前と思っていたけど、会話力は人よりも早く伸びて来ていた。
自由に英語が使いこなせるようになれば、当然スコアーも上がるはずだから本来だったらそのやり方を取るべきと私は思うけど、世の中そういう仕組みになっていない。
スコアーがないと自然に会話を身につけるクラスに入れないという矛盾。
英文法はある程度理解していたってテクニックを身につける練習していなければスコアーなんて伸びないからそれに時間を取られてしまって本当に資格試験なんて実用化する英語力をつける前には非効率と思っている。
この時のモヤモヤした気持ちをちょっと思い出してしまった。
今までの中級から中上級のクラスの時間は何だったのか。。と
入学時になるべく上のクラスからスタートした方がいいと前書いたのはこういういきさつがあるからだ。
そのためには、文法だけできても会話力がないと無理。スピーキングの試験があるので、、自然な英語を身につけたいから語学学校行くのにここでも矛盾が生じてくる。。
だから語学学校に到着する前に、自分で意識改革をして分かっている単語や文法を使ってともかく考え過ぎず喋る練習が必要だと思う。
ちょっと話がずれてしまったが、、要は英語の作法という物が上級クラスになるとかなり崩れてきてしまうという事だ。。
それが寧ろ、ネーティブスピーカーの会話方式にあっていると聞いても納得するけれど、笑えてきてしまう。
それに面白いのは、所謂下品と言われる言葉や(Swear words)酒や薬物に関する話題に用いる俗語などを習う機会が増えるという事。。
確かにそういう言葉を知らなければ、世の中のニュースを知る事が出来ないし円滑な会話ができないというのも事実ってもので。。
Swear wordsにもいろいろあるが、Fuck,Shit, Damn, Dick,Cunt などなど、、
こういうのも話題に上り始めて、しかも真面目に教え始める人までいてなんとも言えない気持ちになった。。おかしかったwww
オーストラリアだけではなく、ネーティブスピーカーは本当にこれらの下に関する単語や性的な部分を連想させたりトイレに関する単語などを本当に織り交ぜながら会話する人が多いから多分知っていないと分からない事も増えてくるんだろうと思う。。
結構こういう言葉に愛着を持って使っている人もいる事が事実で、あらゆる場面で導入される。
勿論、悪い意味や本当に下品な意味として使う場面もあるけれど、場合によってはいい意味にも使ったり褒める言葉にも使う事があってSwear wordsは万能な言葉になっている感じがある。
そのニュアンスを見分けるためには、その言葉のアクセントや音、その場の雰囲気から文脈を読み取る必要があって侮れない。。
そういった意味では、上級の単語なのかなwww
しかもオーストラリアに来て知ったけど、こういう下品といわれる(!?)言葉はどんな文法用法にも化ける。。
ある時は、名詞に
ある時は、形容詞に
そして、副詞にもなったり
単語の頭にくっつけて意味を成す事もある。。
それだけ、愛着持ってこれらの言葉を使っているのに禁句扱いしている事が良く分からなくなることもあるww
日常会話からしょっちゅう飛び交うの聞こえてくるので、、
要は、英語の作法ってものの定義は良く分からないなあって。。
時代とともに言葉は変化するし、伝える思いが大事だなと思う。
あっ、文法忘れろって意味じゃないですよー!
念のため!!
英語学習に関するもの
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