猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

英語力よりも先に意識改革!

 

オーストラリアに到着してまず最初に自分の語学力の確認のために英語学校に入学した。

 

最初の日はクラス分けのテストがあり、オリエンテーションがあった。

 

テストでは、受験英語の影響と大学に入ってから英語習得の努力を積んできたおかげで、読みや書きそしてリスニングはそんなに悪い点数ではなかった。だけれど、困ったのはスピーキングテストだ。

 

自分の言いたい事が分からなかったり英語が口から出てこないから、喋れないというよりは周りの雰囲気にビックリして圧倒されて言葉が出なかったというのが正しいのかもしれない。

 

だから入学前は中上級のクラスに入れそうだと、その語学学校から判定されていたけれど中級クラスからのスタートになってしまった。

 

その初めてのスピーキングテストはグループで行われたのだが、正直言ってカルチャーショックを受けて思った事は半分も発言する事ができなかった。

 

クラスが始まってからのレベル分けのテストでも、馴染むのに結構苦労した部分だ。

まあ今となっては全然こういう状況でも慣れて対処できるようになったが意識改革をする必要があった。

 

だから私はこれからの人には

英語力よりも先に意識改革を勧めたい!

 

まずコミュニケーションする上でどんな事に驚いたのか、それからどうやって意識を変えてグループの中にいる時に話すことが出来るようになったか書こうと思う。

 

これはネーティブスピーカーや自己主張が強い国の人達と会話するときに参考になる事だと思う。それに日本の中でだってこの対話方式の方が良いと思う。

 

まずは最初私が入学時のクラス分け試験の時に驚いたグループでのスピーキングテストで例を挙げてみる。

 

グループのスピーキングテストで驚いた事

 

人が喋っていても断りもなく割り込んできて自分の意見を被せてくる。

 

我先にと発言して時間配分があっても無視する人が多い。意見が口から溢れ出ていて止まる事がないので自分の時間配分がどんどん削られてしまう。故に、点数が減点される。

 

意見を聞かれても、もうほとんど話されてしまっていて自分が言う事が残されていないと感じてしまう。圧倒され過ぎてしまって「その意見に同意です。」くらいしか言えなくなってしまう。

 

こちらが意見を言っていても、割り込んできて否定してきたり自分の意見と比較を行ってきたりする。勢いが凄くて負けてしまいそうになりその結果自分の発言が減ってしまう。

 

この4つとも纏めると、自己主張がともかく激しくて自分の意見を何とか前に押し出したいという気持ちが強い事やディベート精神が強い事が特徴だ。

 

このブログを見てくれている人は分かるかもしれないけれど、私は自分の意見をここぞという時はいつも言ってきたタイプの人間だ。

 

そんな私でも最初のうちは到底こういう人たちに会うと対等に喋ることが出来ず黙り込んでしまっていた。それでスピーキングテストで損をしていたように思う。

 

これは英語力の問題というより、日本で生活する上で長年染み付いた習慣だと思う。

特に社会人になったりすると、余計かもしれない。

 

日本での主に特徴的なコミュニケーション方法として

 

周りの反応を見て自分の意見や思いを押し出さないようにする事がある

所謂、空気読みの習慣や、

 

周りにどう思われるか考えて発言をするために、自分の考えや思いを一旦隅に置く事

 

がある。

 

この上の状態を見ると、凄くまわりっくどいコミュニケーションに見える。

 

私は自分の意見を言って人と衝突してしまった事が何度かあるが、ひょっとしたらこういう会話様式を完璧にできていなかったのかもしれないなと今になって思う。

 

そんな私でも、対等に他国籍の人間と最初は渡り合えなかったんだから、

 

日本特有の常識的なコミュニケーションはかなり世界とずれていて上手く伝えあう事、自分の気持ちを相手に届ける事に不向きだと思う。

 

今思い起こすと、自分なりに言いたいことを我慢して飲み込んできた事は何度あったか分からない。耐え抜いてきたと思う。その習慣が伝える能力を封じ込めていたんだと思う。

 

自分の思いを相手に届ける事は本当に大事だ

 

意見や思いを閉じ込めていて伝わるのだろうか?

 

間からすべてが伝わるんだろうか?

伝わらなかったら後悔してしまう。

 

人生限られているんだから、

伝えたい事があって

そこに伝えたい人がいるなら

しっかり届けるようにしたい。

 

時には、非常識と言われたって思っている事を言いたい。

それをちゃんと説明できる力をつけたい。

その言葉に責任を持ちたい。

そういう考え方に変わった。

 

それが台頭にどんな国の人とでも話す力にも繋がって来ると思う。

良いことづくめじゃないか!!

 

例えば、私が驚いてしまった事でも今はこうやって対処する。

全然ストレスフリーだし、自分の発言も届ける事ができて意見交換ができる。

 

 

人が喋っていても断りもなく割り込んできて自分の意見を被せてくる。

 

返答

 

「今、私が喋ってるんだからちょっと聴いててよー。それかちょっと断って、頼むわ!やんなっちゃうなあ。そんなに押したい意見なの?とりあえずは聞くからそれから私の意見と照らし合わせて比較してみましょうか!」

 

我先にと発言して時間配分があっても無視する人が多い。意見が口から溢れ出ていて止まる事がないので自分の時間配分がどんどん削られてしまう。故に、点数が減点される。

 

応答

 

「すみませんが、今私が話す時間のはずなので先生は私に話す事認めて頂けませんか?採点配分の都合上、不平等になってしまいます!」

 

「こらこら、私の番だぞ!!!邪魔しないでね。私の後に喋る時間がちゃんとあるんだから、我慢しててね。ホントにもーお喋りなんだから!」

 

意見を聞かれても、もうほとんど話されてしまっていて自分が言う事が残されていないと感じてしまう。圧倒され過ぎてしまって「その意見に同意です。」くらいしか言えなくなってしまう。

 

応答

 

「わあ、凄い議論でしたね!圧倒されちゃって、入っていけませんでした。ちょっと誰か話振ってくれれば良かったのに、寂しかったなあ。今度は仲間に入れてね、ホント頼むわ。そういえば、さっきAさんが話した意見、私はその意見に賛成です。その理由は、○○○○だからですね!それにこんな良いこともあります。その一方で、Bさんの意見にも少し同調したいんですが、こういう所が少しいけないと思うのでその意見に〇〇を足すと完璧だと思います。Cさんの意見も〇〇と考えると良いと思うけれど、私の〇〇〇した経験でちょっと全部は賛成できないです。だから、一番いいと思うのはAさんの意見でした。」

 

「あーそれにしても失敗しました。議論に入るタイミングを逃してしまって、先生!私ちゃんと英語喋れるし意見も言えるのでポイント加算宜しくお願いしますよ!先生の評判も上げてあげるので頼みますよ!みんなに負けちゃったなあ。やられてしまいました!今度はちゃんと仲間に入れて下さい!」

 

こちらが意見を言っていても、割り込んできて否定してきたり自分の意見と比較を行ってきたりする。勢いが凄くて負けてしまいそうになりその結果自分の発言が減ってしまう。

 

応答

 

「なる程、そういう考えもありますね。最初にあなたが言った部分は私も同意です。でも、その後の所がちょっと気になりますね。何故なら私は〇〇〇と思っていて、その考えで進めていこうとするとVさんの考えだと不足しているように思います。最初Vさんは私の意見とあなたの意見を比較して私の方が間違っていると言いましたが、その根拠についてもう少し説明してもらえますか?例えば、データーとか実例とかそういうのでも良いのですがよろしくお願いします。良い議論にもなるしお互いに勉強になるので、一緒にシェアーしていきましょう!」

 

 

どうですか、意識を変えただけでこんなに発言する事が可能だし、意見交換まで可能なんです。

 

今となってはこういう思考回路が構築されたのでネーティブスピーカーやオーストラリア人とも話すことは怖くありません。

 

たとえすべての人が押しが強くて討論好きだった場合でも対処できます。

 

要は、これって英語力以前に伝えたい思いを伝える方法。

その時の気持ちの持っていき方だと思うんです。

 

英会話を必死に勉強するのもいいけれど、自分の思い考えをしっかり伝える方法を身につける事もそれ以上に大事だと思っています。

 

だけど結構考えなんかを伝えるのは難しくて、どうして自分がそう思うのかの思いがないと説明できないんです。要は物事に真剣に向き合う時には、深く考える必要もあるし、勉強して調べる事も時には必要になってくる。

 

コミュニケーション力を上げる事は生き抜く力を付ける事でもあると思う

 

必要な時に自分の思いを伝える事が出来ない人生なんてつまらない

 

つまらない価値観に囚われて、伝えられないなんて自由じゃない

 

何処に所属するか自然と決まって自分の世界が狭くなってしまう

 

だって思いがあっても伝わらなきゃその人の存在意義は何処にあるんですか?

 

殻を破って、伝える勇気を持つ事を始めてみませんか?

 

英語力よりも先に意識改革!

それで英会話ができれば人生が楽しくなります!

 

 

 

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