待ち合わせが大変だった話【英国と米国】
オーストラリアはイギリス連邦に属する国。だから、あちらこちらでイギリス英語が使われています。でも、当然世界ではイギリス英語よりもアメリカ英語を使っている国も沢山ある訳。それで、いろいろ意思疎通のすれ違いが起こる事もあります。
最近は、オーストラリア人でもメディアの影響からアメリカ英語を使う人もいて正直あまり気にしない人も多いし、どちらを使っている人も沢山います。
それに結構、混ぜて使っている場面もあります。
でも、公共の建物は別。
イギリス風に階数を数えています。
これは知っている人は知ってるかもしれませんが、アメリカとイギリスでは階数の数え方が変わっているんです。
私達、日本人の建物の回数の数え方は主にアメリカと同じで、地下がグラウンドフロア(Ground Floor)、その上が1階(1F)となります。
でも、オーストラリアはイギリス風なので私達の数え方と違って1階であるはずの部分がグラウンドフロア(Ground Floor)、で2階の部分が1階(1F)となります。
まとめると、
日本(米国風) オーストラリア(英国風)
2階(2F) 1階(1F)
1階(1F) グラウンド(GF)
地下一階(GF) ベースメント(B1)
となっているから、全く違っています。
ここで、問題となるのが脳内がアメリカ英語の人とイギリス英語の人が一斉に待ち合わせを建物の内部でする時にどうなるかという事です。
オーストラリア人は大抵、ここら辺の事は心得ていてみんな階数はイギリス英語で慣れているので問題はない。
だけど、これが留学生や移民が多い場所だと困った事になります。
私が大学に通っていた時、みんなでグループアサイメント(単位取得に必要なグループで行う重要課題をグループアサイメントと言います)の相談をするために、図書館で待ち合わせをする事になりました。
その時のグループは、オージーと留学生が混ざっていました。1人のオージーは最近国籍を取得したばかりで留学生は私以外は大学留学をしにきたばかりであまりオーストラリアに慣れていませんでした。
こうなってくると、場所を決めてもなかなか集まらないという事が起きました。
「1階で待ち合わせね」
と私は聞いていたので、私はオーストラリア暮らしが長かったので当然日本で言う所の2階へ行きました。オーストラリア生まれのオージーも同じです。
だけど、集合時刻が過ぎても一向に人が集まりません。そのうち、オージーの女の子がソワソワして1階とグラウンドフロアの間を行ったり来たりし始めます。
それで、私に
「ここで良いんだよね。みんな1階って言ってたよね?」
と聞いてきました。
私は変にウロウロせずに一か所に待機して待っていないと分からなくなると思う派なので、待っているのが良いとその子に言いました。
だって、待ち合わせ場所は合ってるよ。
って話だから。。。
でも、その子の話では皆の階数が頭の中で違っていて会うだけで時間かかった事が何度もあったみたいで、困ったなあー。という話でした。
だから、なんとかしてメンバーを探し出そうとウロウロしていたみたいです。
Whatsapp(チャットアプリ)でみんな来ているか尋ねるのはどうかと話していたら、
1人の女の子から、
「まだ、来てないの?」
と連絡が入りました。
「到着してるよ、1階で待っているよ」
と返事した私達。
「えっ!?探しているけどここにいないよ?」
と返信。
やはり。。。
「そこで待ってて」とオージーが返事をして探しに行きました。
それで、その子が見つけたとの連絡。
イギリス英語で言う、グラウンドフロアです。
数人いるとの事なので、私はそこに向かいました。
だけど、待ち合わせ時間どうりに来る人ばかりではなく遅れてくる人も当然多いです。
この時は、なんと全員が同じ場所に集合するまでに、40分以上費やしました。
この時以外でも、必ず少なくとも30分はかかった印象。
(遅刻する人も多いですしねw)
待ち合わせだけでこんなにも時間を使うし、凄く時間がもったいなくて非効率だから私はミーティングが大っ嫌いでした。
それに集まっても結局20代前半とかの若い子達はチャットやフェースブック上のチャットで話しながら、話を纏める事が多くて、行く必要ねーじゃん!といつも思っていました。
こういう経験を経た後は、もう時効だから言いますがわざと待ち合わせ時間から15分以上は遅れて到着する事に決めていました。バカバカしすぎるし 笑笑
遅れて来た人間全員の頭の中の階数の数え方が違っている事があるので、全員集まる時間がグッと後ろにずれこんでくるというのが予測出来てしまうわけだし、その遅刻組の人達が来ても、この時すでに階数の変更が1FからGFに変更されてしまっているわけで。。。
彼らがイギリス風の階数を知っていた場合、
いない→チャットで連絡→GFにいる誰かが1Fに探しに行く→1Fから人を連れていく
というのを繰り返す事になります。
めちゃくちゃ、めんどくないですか?笑
待ち合わせ場所を決めた時に、アメリカ英語だったから1階だけ下に下がってと言っても、そもそも英語が使いこなせていない人だと通じない時があるし、その逆でオージーとかかわった経験しかない地元民だとそもそもアメリカ英語とイギリス英語の違いを分からない人さえいます。
そもそも、階数を間違えている訳ないと思っているから大変です。
それにその逆で、オージーが待ち合わせ階数を決めても周りが非ネーティブとかだと階数を間違えている場合も多いから、全く同じ事が起こります。
なんで、こんなにもイギリス英語とアメリカ英語の階数の数え方が変わったんだろうか。。。と疑問です。
いちいち、探しに行ってから集めるなんて効率悪すぎだし、こんな些細な違いでも、待ち合わせが大変になってしまったという話でした。
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