高層ビルの恐怖
最近西オーストラリア州パースでは、再開発により高層ビルが以前に比べかなり増えました。私は都市部からそんなに離れた所に住んでいないためにそれらのアパートメントへの入居募集とかの広告がポストに入っている事があります。
結構なお値段でいつもビックリすると同時に、私はあんまり上の階には住みたくないなあといつも思ってしまいます。
どこの国でも高層階が人気なのは何故なんでしょうか??
眺めがいいからというのが一番の理由かな?
とも思います。
私はオーストラリアの他の州に住んだことがないので分からないのですが、私がパースに到着してから何故か年々イベントか何かで花火を打ち上げる回数が増えてきているので上の方の階に住めばそれも綺麗に見えるんだろうな、、と思います。。
だけど、私はいつもパースの高層階に住む人の気持ちが良く理解できないんです。
景観さえ良ければ恐怖を感じないのかな??
と本当に疑問なんです。
何故ならパースってめちゃくちゃ風が強い日が結構あって、ビルの上の方で窓ガラスが微妙に揺れている事があったんですよ。
それって怖くないですか??
しかも最近の建物って景観を重視しているのかやけにガラス張りを強調している所が多い。という事は高層階にいると周りのガラスがしょっちゅう揺れたりする可能性も無きにしも非ずで考えただけで私だったら落ち着かないのですが、、
風が強い場所に住んでいる人はそんなのは慣れているのかな?
パースはストームになると本当に突発的に風が吹くし、雨もメチャクチャ強い。
結構大きいサイズの雹が混ざっている時もあるくらいなのにガラス張りで高層階なんて私はとても落ち着いて住めないんですが、、
Storm Boy という2019年のオーストラリア映画があります。
(わりと良い映画だったので、見たい人はどうぞ)
その中でガラス張りの高層階のビルディングの会議室で会社がミーティングをしている際に、強い風が吹き(確かストームかなにかだったかな??)そのガラス張りの部分がパリーンと割れて資料が風に飛んでいくシーンが違和感もなく自然に描写してありました。
やっぱりこういう事ってある事なのかな?って妙にリアルに感じてこれってホラーじゃんと思ってしまいました。
そういえば、最近のオーストラリアの新築物件は問題のあるものも本当に多い。
2019年には、ニューサウズウェールズ州の新築高層アパートメント(Mascot Towers apartment)が欠陥住宅だったという問題がニュースを賑わわせた。
これは建物の壁からクラックが発生して広がって来るという問題だ。
1年経っても、このアパートメントの住人は我慢しながらこの欠陥を抱えた住居に不安と共に暮らしていた事実。。
今はコロナウイルスの騒ぎでサッパリ報道が無くなってしまったがいったいどうしているのだろうか??
その後、オーストラリア政府が火災防止の基準を満たしているかのアセスメントを行ったという報道があったが確かかなりの数の住宅や建築物がその安全基準を満たしていないという事実も明るみになっていたはずだが、、そのニュースもうやむやになってしまっている。。
住環境は本当に大事なのに、目に見えないウイルスのせいで目に見えている問題が風化してしまっている事実が本当にモヤモヤしている事だ。
それに気になるのが、パースのリバーサイド沿いに立ち並ぶ新築高級高層アパートメントの設計デザインが以前ニューサウズウェールズ州で問題になったアパートメントとかなり似通っているのが素人の私から見ても一目瞭然であのビル大丈夫なのかなあとずっと気になってしまっている。。
新築物件でも、私が住んでいる場所よりレントが安い所も沢山あったけれどいろいろ気にしすぎたり高層アパートメントを避けたので、結局今の場所にずっと住み続けてしまった。メチャクチャおんぼろだし、そんなに広くないけれど、そんなに上の方の階ではないので落ち着いて暮らせてきた。
緊急事態の時には、木をつたって降りていく自信があるので最高の場所だった。
これからパースで家探しをする方はその設計や建築会社が大丈夫かと、風の方角と建物の関係性なども調べて物件探しする事をお勧めする。
新しければ、良いという訳でもないですよ。。
何事も、、
ストームでスケスケになってしまった話。
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discovery-australia.hatenablog.com
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