自然体でもいいよね!【厚化粧】
私はオーストラリアに行くまで、厚化粧だったと思います。
と言っても日本の中ではそれほどでもなかったのだろうけど、、
日本では身だしなみとしてお化粧するべきという教えを受けて来ました。
だからちょっとした時でも、素顔を出す事が恥ずかしい気がしてというかそれと同時に勇気がもてていなかったような気がします。
例えば、宅配便をとりに行くときや近くまでお散歩する時、親戚や知り合いが家に遊びに来る時、そんな時はいつも身構えて前もって顔づくりに努めて来ました。
正にメイクアップ!!
だけれど、オーストラリアに行ってからその意識がだいぶ変わったんです。
最初は長年の習慣で素顔を見せる事に抵抗があったから、学校に行くときもしっかりメークをしていました。
目元を強調するために、アイライナーやマスカラまでしっかりつけ通っていたんです。寧ろそうしないと恥ずかしいような気がして、、ただの長年の習慣です。
だけど色んな国から来た生徒から尋ねられた事は、
「今日しっかりメイクしてるけど、どこか行くの?デートするの?」
とかそういう質問。
中には、
「いつもバッチリお化粧してるけど、すごいねえ。化粧品も化学薬品だから、あんまり毎日しっかりやってると肌に悪いよ。たまには肌休ませた方がいいよ!」
とか教えてくれる人までいました。
そんな事、考えた事もありませんでした!!
それで周りを見渡して、
あれれ?
と思いました。
そんなにみんなばっちりメイクしてないんです。
自然体の人が本当に多い!
アジア系、ヨーロッパ系、南米系すべて
ナチュラルメイク!!!
クラスにはたまたま日本人は私だけだったんですが、多分私が一番ばっちりメイクだったように思います。
私は彼ら、彼女らにしてみたら
The 厚化粧 !!
の存在だったのでしょう。。
でもそれに気づいた後も、長年の私の中の意識が邪魔をします。
一か所でもお化粧する箇所を忘れる、例えば頬っぺたにチークを入れ忘れたとかでも恥ずかしい気分がするんです....
それで自然体にする勇気がもてないんです。
何故か分からないけれど、、
でもその恥ずかしい感情ってどこから来るのだろうという気持ちになっていました。
そうこう考えていながらも例の厚化粧を続けていた私。
そんなある日、きっかけとなる出来事が起きました。
私のブログを前から読んでいてくれた方は知っているかもしれませんが、私は留学して1年もしないうちに重症のインフルエンザに倒れる事になりました。その後、リハビリをしなければいけない程の後遺症に長期悩まされました。
当然、そんなにバッチリ厚化粧(!?)なんて出来ません。
私はオーストラリアの中では、外国人の立場だからそんなに長く休んでいる訳にはいきません。だから無理しないように少しずつ学校に復帰し始めました。
最初は、メイクするのもキツかったので日焼け止めとちょっとしたファンデーションだけで出掛けるしかなくなりました。アイメイクやハイライトなんてとんでもない、できなかったです。
正直、見られるのが恥ずかしくて内心はビクビクしていました。
表情に出さなかっただけで、、
でも初日から、直ぐに気づきました。
気にしていたのは、自分だけだったんだな!って
別に自然体状態でも、厚化粧でも人の反応なんて変わらなかった。
寧ろ病気してた間、何も出来なかったから英語のTVばかり見ていたのと病院やリハビリスタッフの方々と会話していたおかげで英語力が向上していたのと捨て身の姿勢になっていたのとでコミュニケーション力上がって周りと会話が進んだくらい。。
結局は自分が気にしていただけで、外側の見た目なんて自分が思うほど他人は気にしていないって事が本当に良く分かったんです。
それから私は変わりました。
厚化粧から自然体メイクに!!!
こういう道筋を歩んだので、他人のメイクについて興味を持つことになりました。
人は自分に重ね合わせると他人に興味を持ちやすいいい例かもしれません。
見回してみると、確かにオージー達がおめかしメイクをするのはパーティーやデート、特別な場所に顔を出す時に限られている人が多い事が理解できました。
彼女らは普段は自然体で楽に生きているのです。
この自然体を心がけるようになってから、本当に私は変わる事が出来ました。
いざという時にしっかりメイクすると身が引き締まります。
でも安らぎたい時や飾りたくない時は、緩く必要最低限の自然なメイクをする。
服装もそう、普段は着飾る必要なんてない。
自分が楽で安らげればいいんです。
大事なのは、清潔にして見た目に不快感を与えない事。
それさえ気を付けていれば誰に迷惑をかける訳でもないし、誰も気にしないのです。
自分が気にしていたほどには...
これで気持ちの面でも、ONとOFFの切り替えができる事が分かりました。
オージーが気持ちの切り替えが上手なのも普段の外面の作り方も多少は影響しているのかなという気もしています。
いつもピシッとしていては、緊張感がいつも消えない。
見た目を考える事でこんな大事な事に気づいたんです。
今まで気づいていなかったけど、、
それに見た目ばかりに気を取られる事、それ自体が経済の奴隷になるきっかけにさえなる。
自分の内面を磨けば対して外っ面なんて気にする必要はない。
新作の化粧品、流行りの服、今注目されている美容法。
イケている顔、イケてる髪型。
それは本当にあなた自身が欲している物なんですか??
何かに作り上げられている物なのではないですか??
「そもそもの”イケている”の基準点って何ですか??」
と聞かれてしっかりと簡潔に説明して回答を出せる人間はいるのでしょうか?
みんな違ってみんな良い。自然体が一番なんですよ。本当は、、
でもそんなこと言ったら、消費させる事出来ませんよね。
だから言わないんですよね。きっと、、
探求し始めては永遠にキリがない。
本当はたいして他人なんてそんなところ真剣に見ていないのに、騙されていませんかと言いたいです。
現代はステマだって溢れてるんだから!!
私はオーストラリアで長く生活をするようになってから、本当にメイクも自然体に服装も自然体に昔よりは変わりました。
日本に帰って来たけれど、”自然体でもいいよね!”という気持ちは変えようと思っていません。自分がそれが楽だから。
おめかしやお化粧する前も本当に自分の欲望がしっかりメイクやキチンと服を求めているか判断してからしか挑もうと思いません!!
ON、OFFは大事なんだ。
自由にさせろ!!!
何かの奴隷になんて、
なるもんじゃない!!!
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