猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

あなたの本当の名前は何ですか?

 

オーストラリアに9年以上滞在する間に何とも不思議な事が何回かあったのです。

 

それは、名前とは名ばかりで

 

あなたの本当の名前は何ですか?

 

と頭に?マークが飛び交うような出来事が数回あった事です。

 

その最初の経験は私がサイトカインストーム(インフルエンザ後遺症による神経の炎症反応)で入院していた時の事です。

 

入院の初日に担当医が紹介されました。

 

その担当医は最初に私に挨拶をして、自己紹介をしました。

 

当然名前と顔を一致させて覚えるのが普通ですよね!

 

最初に顔と名前を一致させました!

 

しかし何日か後に、その名前が書かれたネームプレートを付けた先生が来たのですが顔が違うんですよ!!

 

思わず、

 

「えっ!!最初に紹介されていた先生の顔と違う!!」

「あなたって〇〇先生じゃないですよね!?」

 

と言いました。

 

するとその顔が一致しない先生が、

 

「あー、今日私○○先生の代わりにあなたの問診をするから彼にネームプレート借りてきた!!だから私○○先生じゃないよ」

 

と平然と当たり前みたいに言ったんです!!

 

 

嘘でしょ!!

責任の所在とかないじゃん!!

 

と思いました。

 

だから、

 

「すみませんが、あなたの名前をおしえてもらえますか?」

 

と尋ねました。

 

するとその名無しさんは、

 

「えっ!今日は私を○○先生と思ってもらえばいいから、今日は○○先生で」
「代わりに来てるんだから、それで構わないですよねー!○○先生と呼んでもらえば。。」

 

と当たり前みたいに言ったのです。。

 

何度尋ねても、

 

「私は○○先生だよー!!」

 

とプログラミングされた機械みたいに繰り返すばかりで話になりませんでした。

 

だからその名無し先生がずっと従来の担当医のふりをしていたという事です。

 

名前なんてものは、ただの呼び名と考えればこれもありなのか(!?)とも思いましたが、やはり実際に接する人の名前を知らないというのはなんか不審な気がして慣れませんでした。

 

まあ結局は責任の所在は一番上の先生である私の担当医になるんだから、結果オーライという事なんでしょう。

 

サービスを受ける側でない方から見ると、名前を分散させない方が部下に責任を押し付ける意思がないととることができるんだからまあ私の担当医は良い先生だったのでしょう!それか、こういう仕組みなのだろうか??

 

ただ本当にいちいち名前と顔が違うという部分がモヤモヤしました。

 

退院した後こんな経験はもう最初で最後だろうなと思っていたら、似たような事がまたあったんです。

 

それは家の定期インスペクションの時!

※インスペクション:何か月かおきに賃貸の部屋が綺麗に保たれているかどうか定期的にチェックされる行事。

 

水回りに故障箇所が見つかり報告しているにも関わらず、全然直してくれないのでこのインスペクションの時に家を訪問して来た不動産屋の担当者にその事を伝えた。

 

その時に名前を聞いたら、彼女が名刺を手渡してきた。

その名刺には顔写真と名前、そして連絡先が記載されている。

 

でもよく見ると顔がその訪ねてきた彼女と全く違うんです!!

 

なんだか似た種類の顔だから、

 

もしかして整形前と後の顔か!?

 

と一瞬考えて恐らくジロジロ見てしままっていました。。

 

するとすかさず彼女が、こう言ったのです!

 

「私は○○さんじゃないんだけど、今日は○○さんとしてお宅にお邪魔してるの!」

 

はい!?

 

あれー!これ前に病院であったシチュエーションと同じだ!!!

特殊なケースじゃなくて度々あるのか!?!?!?

 

試しに、

 

「ところであなたの名前は?」

 

と尋ねてみる。

 

「だから私は今日は○○だから!」

 

聴いてないふりをして何度も尋ねてみても、またもやロボットみたいに同じフレーズを繰り返すだけ。。。

 

まあ責任は上司が被り自分に非が行かないという意味では効率的で良いのだけれど、やっぱり違和感がある。

 

病院にいた時は身体麻痺してたせいで調べる事できなかったけれど、このインスペクションの時はあとから彼女の本当の名前を調べた事は言うまでもない。。。

 

その次の訪問の際に、

 

「Hi!○○(←彼女の名前)」

 

とすかさず呼んでみたのは言うまでもない。。

 

 

でも不思議な事に、その後何の違和感もなく普通に会話が進んだからどうして名前を隠す瞬間があるのか謎のままだった。。

 

ただ責任が発生しそうな場面では、自分より上の人の名前を無断使用しても大丈夫という暗黙の了解がある(もしくは誰かが作り出した知恵が広まったのか!?)のがオーストラリアなんだろうと感じた。

 

おちおち部下に犯罪行為を働かせるわけにもいかないし、利口な仕組みだなあとちょっと感心しました!!

 

 

だからオーストラリアに住む間は、

 

あなたの本当の名前は何ですか?

 

と違和感を感じた時は、一種の警告音がなっていると肝に銘じていました。

 

何かがあるのじゃないかって、ちょっと身構えて想像する事にしてました。

少し変なドキドキがします。。。

 

 

 

   

 

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