猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

オーストラリアでの中国人の印象

 

私は日本では普段、中国は同じアジアの国で大国そして料理が美味しい国という印象に触れる事ぐらいしかなかった。

 

勿論、ニュースで中国という国について見聞きする事はあっても実際に実感する事は少なかった。

 

過去に日本で接した中国人は、大学生時代に研究員として派遣されていた時にその派遣先にいた博士課程生、会社員時代に母国から出稼ぎに来ていた中国人の二人しかいない。

 

博士課程生は英語、日本語がペラペラでいつも朝から熱心に研究していて大変優秀な印象で、出稼ぎに来ていた中国人も日本語は上手いしAuto CAD(設計図を描くためのソフトウェア)や図面を自由に操る器用な人といったイメージだった。

 

だから正直、中国人に対する印象は悪い物ではなかった。

勤勉だし非常に優秀でしかも大変友好的だった記憶しかない。

 

 

オーストラリアのパースに来て、色々中国人について思う事が増えた。

 

なぜって驚くほどに中国人が多いから!!

 

だから当然、いろんな中国人がいるんですね、、日本人にいろんな人がいるように。。

 

最初にオーストラリアに着いてしばらくして、パイを買う店に立ち寄ったらそこの中国人のおばちゃんに話しかけられた、、彼女は私にここに住んでみたいと思うかどうか尋ねてきたので、永住できるビザがあったらいいだろうなと答えた私。。。

 

そうしたら、このおばちゃんは、

 

「そんなの簡単だよ!あそこにお金を渡してこれば簡単に永住できるビザなんてもらえるよ!沢山渡せば渡す程良いよ!!」

 

と言いながら移民局の方を指さしたんです。

 

私が西オーストラリア州に着いた時は、以前よりも永住権をとる事は難しくなっていた。だから、自分が目指しても取れるかどうかは分からないなと最初から思ってはいたけれどこんなに簡単にお金があれば。。。という事を言われてちょっとビックリした覚えがありますw

 

当時よりも今の方が、もっともっとお金を払わないといけない状況だけどこういう人はいつでもお金を払える人なんだと思います。。

 

だけど私は正直、そんなに大金を払って特別にビザを貰う事なんてしたくないし、もしそんな事をしても記録として残るからちょっと怖いなと思ってしまいます。

 

この人はビザのためにこのくらい払ったから、次の更新の時はこのくらい、、この機会の時はこのくらい、、という風にラベルを貼られる気がして。。

 

今の移民局は多額のお金を支払う投資ビザを優先させているので、この彼女の言っている事は正しい事だなと今になっては思います。

 

私はビザのためだったらいくらでも金を払う人間とラベルを貼られたくないので、仮に大金があったとしてもそこまでして永住権は欲しくない。

 

今の状況は、それ以外にもビザを取るのに犠牲を払う事が多すぎるしコスパも悪いので、ここら辺で日本に帰国すべきだと思ってそう決めたその時からかなり心穏やかに過ごせるようになりました。ずっとビザのためにあくせくするなんて、時間の無駄のような気がして来たので本当にある意味ホッとしています。

 

 

少しビザの事に話がすれてしまいましたが、なにを書きたかったかというと不思議な事に中国人はいくらでも大金を払える人が多くて本当に強い!!!ってことなんです。

 

私が大学に通っている時も、授業に参加している生徒はほぼ全てが中国人という事も多かった。。(現地学生はあまり授業は出席しません)

 

だから、知らない人に私中国の大学に留学したんだよね!と嘘をついて講義の写真など撮って見せればみんな騙されるだろうなと自信があります。

 

そのくらい中国人だらけだし、下手すると先生まで中国系オーストラリア人なので、、

 

あちらこちらで中国語が飛び交う環境で、勉強している。

 

同じクラスになった中国人のクラスメイトの中にも、本当にお金持ちの子がいて若いのに大量に株を所有している子、親が会社をオーストラリアで建ちあげてそれで永住権から市民権を取った子も見てきました。

 

なぜそんなにお金が湧くように出てくるのか、本当に凄くて強いなあとこの時も思った事です。

 

プライベートでも不思議な事が、ちょくちょくありました。

 

街を歩いていると、西洋人に声を掛けられました。

彼はすごくフレンドリーで、押しが強かったのでまたナンパかな?と思った私、、

 

でも、その彼は私がパースの図書館から出て来たのを見て大学生かどうか尋ねてきました。私がそうだと尋ねるとその彼は、、なんと中国人について尋ねてきたんです!

 

質問は、

 

私は中国人か、違うのであればどこの国か?

中国人の印象はどうか?

中国人は好きか?

中国はどんな国と思うか?

中国に行った事があるか?

自分の国(日本)と中国を比較してどう思うか?

中国語は話せるか?

 

と答えるまで本当にしつこく尋ねて来たんです。

 

何だか違和感がありますよね。。

答えないと離してもらえないような雰囲気さえありました。

 

だからいちお、答えるだけ答え用事があると言って電話がかかってきたふりをして逃げて来ました。

 

そこまで中国に拘り、しつこく尋ねてくる理由は??とっても不気味な気がしました。。

 

その他には、Google検索で漢字を入れ込むと全て中国語で表示されたり、YouTubeを見ていたらおすすめ動画に中国語の動画ばかりが羅列されたりそんな事もありました。

 

Google検索に関して言えば、私を勝手に中国人とみなしているためにいろいろなサイトを紹介してくるので思わず開いてしまう事も増え、、なんやかんや読んで意味を理解する事が出来るようになってきてしまいましたw

 

それだけ中国人の人数が多いから、漢字=中国人と判断するのかその他の理由かは分かりませんがこういった日常生活にも中国語を意識する瞬間が沢山あります。

 

そういえば、語学学校に行っていた時に将来は英語よりも中国語が公用語になってしまうのではないかと思っている人がいるという話がテキストに載っていてそれをディスカッションした事があるのをたまに思い出します。

 

でも生活の内部に中国語が浸透してくる瞬間があれば、こういう風に考えだす人もいるのは不思議ではない気もします。

 

そういえば、何年も前から大学の研究機関も中国の組織と友好的に協力しながら資金面でバックアップを貰い双方共にデーターを行き来させている事があったと耳に入りましたが今はどうなっているのでしょうか??

 

あとはビザのプロセスを一部中国の委託業者に任せているという事も報道であったのですがそれは今どうなっているのかな??

 

中国という国は本当に大国でお金を持っている。いざという時は国民に分配しているので富裕層は本当に大金を持っているんです。だから、オーストラリアに金銭面で協力する事でかなり貢献してきて発言力を持っているし永住する人も多いのが中国人。

 

かなり強い力を持っていて凄いと思っていてそれを身をもって実感してきました!!

 

ただ私はオーストラリアに住んでいる中国人同士は本当にお互いに仲良く助け合っている人達が本当に多くて羨ましいと思っています。

 

それに良いなあと思うのは、みんなで助け合ってオーストラリアの中に上手く小さい中国という国を作っている。コミュニティーがしっかりある訳なんです。

 

残念な事に私はパースでインフルエンザの後遺症で神経やられた時も本当に助けてくれる日本人の組織なんてものはほとんどなく、助けてくれる人は本当に少ししかいませんでした。

 

その時本当に心配してくれたのは、私が当時住んでいたシェアハウスの中国系オーナーで様々なサービス(病院への送り迎えなど)をしてくれたのも中国人達が集まる会社でした。

 

日本人には助けてくれる場所はないの?と聞かれたときなんか凄く虚しくなった覚えがあります。

 

優しくしてくれる人もいるにはいるけれど、中国の人達みたいには親身になってくれなかったし寧ろ冷たく接して来たり、酷い扱いをしてくる人の方が多かった、、同じ国の出身なのになぜイジメのような扱いをして来るのか本当に悲しくなりました。

 

個人的に話すと、とても日本の事に興味を持っていて友好的で英語能力も日本人より高く自分の考えを話せる優秀な人間も多かった。中国の事もちゃんと話してくれるから相互コミュニケーションがとれる大変いい雰囲気の人も多かったんです。

 

だから、彼らの国の政治的情勢の報道を見る度にいつも複雑な気持ちになります。

 

オーストラリアでの中国人の印象は人によって良い人もいれば、悪い人もいた。

人間なんだからそれはどこの国の人間も同じです。

 

個というのは場所ではなく、本当であればその人自身であるはずなので。。

まあそれが許されるかは、どこに身を置くかによるのだけれど、、

平和な世の中が来ないかなあと思います。。

 

 

  

 

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