猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

残業すると不審者!?

 

オーストラリアの現地企業で働く場合、残業ばかりすると不審者と思われ怪しまれる可能性があることについて書きたいと思います。

 

特にこれから欧米のような効率重視型の企業に入社したい、またはオーストラリアの企業に入社したいもしくはもう働いているという人に是非読んで欲しいと思っています。

 

それに日本の働き方に対する考え方とオーストラリアの働き方に対する考え方がどれだけ違うかというのも分かるのではないでしょうか?

 

私自身、残業すると不審者に思われるかもしれないという話を最初に聞いたのは大学のチュートリアルでした。その日は企業の情報についてのセキュリティー管理についてみんなで勉強する日でした。

 

どういった状況で情報を管理している時に情報漏洩しやすいかという話が終わった後に、セキュリティーの点ではコンピューターなどのハード面を用いたシステム管理も重要だが気を付けなければいけないのは人である場合も多いという話になった。

 

特に社員、取引先企業や訪問者など身近な人が情報漏洩させるそういう場合もあり得るという事を常に意識していなければいけないという説明があった。

 

最もリスクファクターとなりえるのは社員である場合もあると考えるのが基本との事で様々な例を挙げて説明された。

 

その時、情報の持ち出しを行ったり横領を行う危険人物になりえる人として最後までオフィスに残る人をマークしておいた方が良いのが基本との説明を受けた。

 

だから残業すると、もしかしたらこの人は不審な行動を取る人なのではないか?と怪しまれる可能性があるという事を考慮した方がよい。

 

勿論これには例外があって、どうしても必要な残業で上司から指示があり行っていた場合は別ということだった。

 

これから社会に入る予定のオーストラリアの大学生にこういう事を教えているんだから、自分からすすんで残業する人などいなくなるのは当たり前でこれを知らないでいるって結構やばいなあと思った。

 

だって日本の職場ってまだ古臭い慣習の所も結構残っている感じで、長い時間働くことが美徳と捉えている上司や部署も沢山ありそうだからだ。下手すると会社ぐるみで長時間労働を推奨している所も未だにある感じ。信じたくない事実だが、、

 

私が昔勤めていた職場も、長く働いている人を褒めて早く帰っていく人に陰口をたたいている人がいたし、定時が終わっても上司が帰宅していなければ帰れない空気の部署も存在していて暗黙の了解で長々その場所に残り続ける人間もいた。

 

私が勤めていた時代から時は移り変わっているはずなのだが、未だにまだこの長く働けばいいという慣習の職場が沢山存在しているのを知るたびにいつも驚いている。

 

だって残業ばかりしていると、休息時間、息抜き時間、睡眠時間が必然的に減らされるから疲れが抜けず効率が落ちるはずだから、こういう事を推奨している組織は本当に悪循環を生む社会悪と思うからだ。

 

無理して働いて、精神疾患になった人も沢山見て来た私からすると全く推奨できないしくみ。一度ひどく精神がやられると元に戻らなくなるので、その人達は一生医療にお世話になり働く事さえできなくなる。本人達の人生がめちゃくちゃになるだけでなくて、広い目で見ると経済的にも社会にダメージを与えるはずだから長時間労働が美徳なんていうのは本当に悪い仕組みだと思っている。

 

効率よく回す仕組みを考えて、優先順位をつける事を習慣化する。それで、明日できる事は今日やらせずとっとと休息を取らせないと本当はおかしいのだが。能率が下がるので、、

 

少し話がずれてしまったが、日本特有の慣習による長く頑張って沢山働くのが尊いみたいな精神論が知らないうちにしみついた状態で、効率化を重視する社風を取り入れたオーストラリアの現地企業に入社してしまったりすると、指示もされていないのにやる気を見せるために残業などして挙句の果てには不審者かもしれないとラベルを貼られる危険性もあると知っておいた方が良いと思う。

 

だから、

 

指示されていない場合は定時になったら即帰宅する。

仕事を残していてもそれが明日でも構わない事ならばやらないで放置、納期などあるものであれば必ず許可をとり残業する必要があると思う。

 

この残業すると不審者と怪しまれる可能性があるという事実を知らずに、オーストラリアの現地企業に運よく入社できている日本人が知らずに自分から残業しているとヤバいなと思ってこの記事を執筆した。

 

残業して沢山仕事をこなしてアピールしようと思っているそこのあなた!

もしかしてしらないうちに犯罪者予備軍のレッテルを貼られてしまうかもしれませんよ!!

 

定時になったら即帰れるように、定時の時間までに帰宅のシミュレーションを済ませ時間になったらすぐに退散しましょう。

 

それでこそオーストラリアでは優良な嘘のない社員だとして評価されると思いますよ。

 

 

 

 

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