猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

インターンは人権なしの金づる!?

 

もう今は日本に帰国する事を決めてオーストラリア永住権に未練はないが、私は以前永住権取得を目指していた。現地で専門職に就くために有利という事が理由だ。

 

少しでも永住権の取得に繋げるためには、自分の評価ポイントという物を上げる必要がある。その合計ポイントが高い人がより一層永住権の応募に招待される可能性が高い。

 

そのポイントを上げるための一つの手段としてプロフェッショナルイヤープログラム(PYP)という制度がある。これを、指定された教育プロバイダーで受講すればポイントが加算される。

 

これは人によっては結構魅力的なプログラムだと思う。何故かというと、オーストラリアのビジネス文化や環境、倫理を学ぶことが出来るのに加えて就職活動のためのアドバイスをプロの講師がアドバイスしてくれる。

 

私を担当してくれた講師はとてもフレンドリーで良い人で、誰にでも偏見を持たず評価してくれるとっても人間的な人だった。

 

履歴書やカバーレターのチェックもしてもらえるし、プログラムの最後にはインターンシップ先の面接をオーガナイズしてくれる。

 

私はパースで誰しも知っている大手で有名な教育プロバイダーでこのプログラムを受講した。

 

順調に課題提出を終え、インターン先の面接に合格しいよいよインターンシップが始まるという矢先に起こったコロナウイルスのパンデミィック。

 

この影響でインターン先から私をもう受け入れる事が出来ないとの連絡が来てしまった。少しがっかりしたけれど、当時の状況はどの会社も混乱していたし仕方がないのかなと思って納得した。

 

その時は、パースでも市中感染があったのでロックダウンに入った。

 

必要不可欠な場合以外は外出を控えるように、なるべく遠くまで行かないようにとの指示があった。実際にオーストラリア人は在宅ワークに入る人も多かった。

 

しばらくはインターンシップも無理なんだろうな....

 

とほとんど諦め始めていた矢先、驚くべきことに面接のお知らせが入った。

 

でもおかしな事に、メールの文面を見ると

 

コロナウイルス発生以前の時の文面のまま

 

世間が必要不可欠な場合以外は家から出ないように、遠くまで移動しないようにとの指示がある中、まるで何もないかのように普通どうりの面接がオーガナイズされる。

 

しかもそれは自宅からかなりバスに乗っていかなければいかない場所に位置していた。

 

その会社のHPを調べてみると何もこの緊急事態に対する対応の方法が記載していない。しかも驚く事にオーストラリア政府の要請やルールを無視して全くいつもどうりの業務を行っている。

 

見て直ぐにブラック企業だと分かった。

 

危険を感じたしもうブラック企業の経験はたくさんなので、その面接は断った。

 

しかしなんとその後も繰り返し、規制以前と全く同じ対応によるメールでの面接のお知らせが届く。中には隔離ホテルに指定されているホテル内部のオフィスでの業務もあったが全くコロナウイルスの対応について記載していない。本当にビックリした。

 

オーストラリアの法律順守している会社であれば、国が出した方針に従った書類をしっかり提示するはずでそれすら守られていない。

 

この教育プロバイダーに関しても同じだ。

 

少し自分の頭で状況を整理したかったので、しばらく連絡を取らないようにしていたら案の定何度か電話連絡していたみたいだ。困って向こうからメール連絡をして来ているのが分かった。

 

とりあえず、このコロナの規制が取れるまではこの会社にインターンシップの手配を頼むのはリスクの方が高いと判断した私はしばらく面接の連絡を辞めるように頼んだ。

 

それで驚いた事が、また起こった。

 

なんと自分達が法律順守していない過失があるにも関わらず、私に何か個人的な事情があって授業を休む書類を書いて欲しいという。

 

変な事は私はもう既にすべての授業は終了していて、インターンだけでプログラムの終了になっていたのにも関わらずだ。

 

しかも書類を確認すると、このフォームを出す度にA$100 (約8000円以上)支払う必要があることが分かった。

 

当時、多くの一時滞在者のビザ保有者が職を失っていて、このPYPを受講している生徒も授業料が払えなくなっている人も多く、そういう人間には補助のお金を与えているにも関わらずだ。

 

何なんだ、この不平等感....

 

授業がすべて終わっているのに、

こんな書類を書かせるなんて金が欲しいんだなと思った。

 

頭にきたのはこの時インターンシップ先が見つからない生徒に対しては何の説明もなく待たせているだけで当然お金は要求していない。

 

なのに法律を順守していない方法で面接からインターンに派遣するような事を行っているから困惑している私には、お金を要求してくる。

 

これではただの金づるだし、

人権を無視されているなと感じた。

 

舐めてかかるのもいい加減にしてもらいたいのが、説明もなくメールの文章にはニッコリ笑った顔文字までついている。絵文字を渡せば金を出すと思っているのか、こんな幼稚園児みたいな知能の人がオフィスで働いている事に本当にビックリした。能力がなくても大企業に就職する事ができる例をここでも確認できた。

 

オーストラリアのコネ社会も優れているなという事が分かって本当にThanks!

 

下は実際のメールの一部、かわいいね!ありがとね!

 

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 このまま黙って舐められると後々被害者が出ると考えて、正式な苦情を会社の上層部に伝えたいので連絡先を教えて欲しいとのメールを別の担当者に出した。

 

だって移住したいと考える外国人を法律順守していないブラックで働かせ人権を無視したり、非もないのに金を要求されるなんて事が今後起こってはいけないと思ったからだ。

 

それにこの教育プロバイダーに事態を改善して欲しい。

そういう思いもあったからだ。

 

私はメールの文面に以下の事を記述した

 

あなたの会社のマネージメントは会社としての責任である受託者責任を順守していないのでこのことを正式にクレームする手段を教えて欲しい。

 

インターン先のコロナの安全対策に対する説明が全く行われていない、この事を正式に説明する書面もなくインターンを派遣する事は間違っている。

 

マネージメントが利害関係者に対し誠意と最善を尽くしておらずこれはCorporation Act(オーストラリアの会社法)に違反している。

 

私の責任でインターンシップが行えないのではなくこれはあなた達の組織的問題です。なので、このようなフォームに記載する必要がある事を大変不快に感じています。

 

私はあなた達の客であるだけでなく健康を守りたい一人の人間であって

あなた達の財源ではありません。

 

 

最後には怒りを鎮めて、敬意を示す文章も載せた。

本当は伝える必要はないのかもしれないが、同じレベルに下がる必要もない。

 

このメールを送信した後、この大手教育プロバイダーからはピタリと連絡がなくなった。

 

企業として何の説明責任も果たさなく逃げているだけで本当に呆れてしまう。

 

絵文字を送って来るインターンシップ担当者は、全く会話すらできない人間で何を話しても通じないし、いざとなるとこちらの言っている事は聞かず強引に事をすすめようとするばかり。そして困るとメールで絵文字だ。

 

話しても精神衛生上悪いので、ブロックしている。

争いを起こす時間も勿体ない人間だ。

 

 

しかもこの会社の対応は、完全に逃げている感じで愉快だ。

法律用語を大量に持ち出したのでビビっているんだろうな。

勉強してきた事が最大限に生かされる事が分かって純粋に嬉しい。

 

それにしても、これぐらい脅さないと分からないのかと思って呆れる。

私はこのまま関わらず帰国まで穏やかに過ごすつもりだ。

多分この会社もそれをお望みなんだろう。

 

このオーストラリアで

有名な大手教育プロバイダーは、

 

ずっとこのままインターンを

人権なしの金づるとして捉えていくんだろう

 

あれ!?

なんかこれって日本にも似たようなシステムありませんでしたっけ.... 

 

 

 

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オーストラリアでは意見をしっかり言えないと舐められます

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