猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

渡豪前、英語は出来るに越したことはない

 

私はいつも、

 

「英語がそんなに出来なくても大丈夫だよ!」

 

「海外に行けば、自然と英語が身につくようになるから、まずは行ってしまえば大丈夫!まずは、考えずに行ってしまえばいいよ!!」

 

とか言ってるいい大人がいると、そんなに無責任な事を言うもんじゃないと本当にイラっときてしまいます。

 

でも、それは一理あるかもしれません。

使っているうちに英語なんて上達するから...。

 

だけど、私は少なくとも自分の意思疎通が簡単なフレーズでもよいから出来るようになってから海外に行って欲しいと考えています。

 

それはそんなに難しい事ではなく、日々のトレーニングで出来る事だからです。

 

自分の気持ちを自分の知っている単語で伝えられない程の語学力でも大丈夫!?

本当にそうでしょうか。。。

 

私はそんな事は、人に聞かれてもとても軽々しくお勧めできません。

 

現地、オーストラリア人は非ネーティブ圏の人間が留学したり移住しているのは知っているから、英語が出来ない人間にも慣れています。だから、それだけで変な目で見る人なんかいません。しかも、英語が出来ない人間と分かるとわざと気遣ってゆっくり話してくれる人もいるでしょう。

 

でも、それで安心して納得していて本当に良いのでしょうか?

 

私はオーストラリアに9年以上生活した経験において、

 

日本人=英語できない=バカにしてもいい=良いカモだな!良いようにしてやれ!

 

という思考のオーストラリア人を沢山見てきたし、会ってきました。

 

勿論、すべてのオーストラリア人がこういう人間な訳ではないし、良い人間も沢山います。

 

だけれど、

 

英語ができない人だと文句言わないから利用しやすい、金儲けや自分の利益に使ってやれ!ちょろいなあと思っている人がいるのも事実。

 

そういう人は、心から英語ができない日本人をバカにしているし、聞き取れないと思っているから大きな声の早口で、

 

「日本人は、大体英語ができないからチョロいよね。難しい要求しても、断る英語力ないからニコニコして頷く奴多いし、YESって言う!日本人に声掛けたら○○が成功したー!」

 

とか平気で喋っています。

 

こういう風に、思われている事も知らずに頭がお花畑になっている日本人がどれだけ多い事か。

 

ゆっくり喋っているオージーの中には、優しく見せて騙してやろうと思っている人だって紛れ込んでいるという事実をそういう人は理解しているんでしょうか?

 

優しく見せて、自分の方へ取り込み良いようにしてやろう!とか、

どうせ、英語ができんからチョロいわー

 

とか思っている人もいるんですよ?

 

私自身、そういうオージーに何度も会ってきて、

あからさまに証拠として分かると、いつも口に出して怒ってきたし、ちゃんと断って来ました。

 

すると、彼らの中には、ビックリするほどのバカな正直者もいて

 

「えっ!?日本人なのに英語できるの!?ビビったーごめんね!」

 

「実は、○○を勧めてってボスから言われたんだけど、断る人が多くて~。みぃいなは日本人だからいけると思ったんだよね。。だいたい反論してこないから」

 

「まさか、言い返されると思わなくて本当に驚いたし、疲れちゃった。バカにして本当にごめんね!よく考えたら、人によって色々考えも違うし日本人だからって皆同じじゃないよね。自分だって強引に事を勧められそうになったら腹立つから、みぃいなみたいに怒るの当たり前だよ。ごめん!本当にごめん!自分とみぃいなは仲間と分かった!謝らせてくれ!仲良くしようよ~!!」

 

とか言ってきた人もいました。

 

その頭が逝ったバカ野郎は、なぜか私を仲間に入れてこようとし、

 

「英語ができない日本人誰か知らない??口答えしないから好きだし、紹介してよ!仲良くしようぜ!」

 

とか言ってきて本当に笑ってしまいました。

 

いったい、どういう事!?

私を詐欺グループの仲間にしようっていうのか。。!?!?

 

人としてかなりおかしいし、まともに返答するのもバカバカしくて無視してその場を通り過ぎたのは言うまでもありません。

 

でも、良く考えたらこのオージーはバカ正直だから話せば分かりやすいから、そんなに害がある方ではないのかもしれません。

 

私自身、英語ができない奴をカモにしてやろうという悪いオージーに出くわしたエピソードはたくさんあります。

 

一番、嫌な思い出は入院中のことでした。

 

前から、このブログを読んでいる人は知っているかもしれませんが、私はインフルエンザの後遺症から身体が麻痺し、その治療のために西オーストラリア州で入院した事があります。

 

異国の地での入院。ただでさえ、不安な事ばかり、、

 

病院に入るとお医者さんやナースさん達はとても優しくて、ゆっくり分かりやすく英語を話してくれます。気遣いしてくれて優しい対応だなと思っていたけれど、そういう人達はかなりの高確率で変な人達と知りました。

 

彼らは、私が日本人というだけで英語での会話を聞く前から、

 

”英語ができない人”と書いてあるプレートをベットの上の方に貼ったのです。

 

私は、身体が動かないのと点滴治療の進捗によっては心肺が停止する危険がある管理体制に置かれる必要があったために、ナースステーションの近くの病室があてがわれました。だから、話が丸聞こえだったのです。

 

「ああ、あの部屋の子。日本人だから、英語できないし大人しいんだろうな。ちょっとのミスしても文句言われないだろうし。気楽だわ」

 

と言う人。それを聞いて笑う医者の声もしました。

 

それは、私が優しい対応をしているなと思った人達でした。

 

日本人ってだけで、ラベル貼って区別してバカにしてるんだな

 

心底、腹立ちました。

 

普通のスピードで英語を喋ってきた人は、荒い対応で治療する人はいなかったけど、優しくゆっくりしたスピードで話す人ほど舐めているのか酷い対応をする人が多かった。

 

点滴の針交換の時に、空気を思いっきり入れられ叫ぶほどの痛みを経験した事もあります。

 

その時、私は

 

「痛い!!!!なんとかしてよ!!どうにかなりそうだ!!」

 

とちゃんと訴えました。

 

すると、彼女は

 

「えっ!日本人なのに我慢せずに泣いてるし、怒ってる。かなり痛いみたいで、ヤバい。日本人が言ってくるわけないのに。。。」

 

と口に出したんです。

 

本当にビックリして、私は色々と文句を言って指示もしました。

 

すると、他の看護師さんが

 

「彼女、ちゃんと英語を喋れるよ!こんなプレート外さないと差別じゃないの?私は気分が悪い!」

 

と言って、その ”英語ができない人”のプレートを外してくれたんです。

 

それから、周りの態度は一変し、本当の現地人と同じような優しいケアーが始まりました。すべての医者と看護師の態度や言動が全く違いました。

 

知らないうちに、ネーティブと非ネーティブを分けて考えている人がこんなにも多いんだなあとちょっと悲しくなったけど、逆にそれが分かって良かったなあとも思っています。

 

英語が出来ない”日本人”と思われるだけで、それだけで対応がガラッと変わる状況が多いという事を私はまだこの投稿で書ききれない程、経験してきました。

 

英語など出来なくても、現地に行きさえすれば、意思疎通できるようになるはずだ!

 

そういう風に、無責任な事を言ったり、宣伝をする業者の責任は非常に重いと思います。

 

少なくとも、自分の意志を英語で伝える事が海外で如何に大事か。また、それが出来ないと区別されて不利な状況になりやすいという事実を彼らが理解しているのかしていないか分かりませんが大変問題と私は思っています。

 

オーストラリアに行く前に、英語で気持ちを伝える事が出来るに越したことがないし、それが出来なければ生活する際に困る事もあるだろうという事実を私は伝えたいと思いました。

 

恐らく私の感覚では、オーストラリアだけでなく、他の海外でも現地語で意思疎通ができないからバカにされているとみられる人は沢山いると感じます。

 

軽はずみに、遊び半分で対して目的もないのに海外渡航する。そして、英語が出来ない日本人というイメージをまき散らしてしまう。それで、悪い影響を知らないうちに作り出しているという事実をもっと沢山の人が知って欲しいです。。

 

伝えなくて、従う事で作り出されるイメージは悪影響でしかないから、黙らずに必ず意思疎通をして欲しいし、そうなって欲しい。

 

少なくとも、簡単な言葉で良いので意思疎通が出来る練習くらいできるようになってから海外渡航して欲しい。そう願っています。

 

 

 

 

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