猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

身近な違法薬物の危険性。

 

もう引っ越していったが、以前近所の私が良く通る道沿いに非常に怪しい団体が居住していた。

 

かなり生活が派手だが、全く働きに行っている様子でもなく何をしている人達なのだろうか?と思っていた。

 

ほとんど家から出ないし、週に何度もパーティーを開いてバーベキューをしたり音楽をかけて踊ったりしている。音楽は南米系で言語はスペイン語が聞こえてくる状態だった。かなりの大音量なので騒音公害並みだった。

 

私が通学している際に、道を通るとよく声を掛けられ一緒に混ざらないか誘われた。。

 

でもそもそも私はそういうどんちゃん騒ぎみたいなパーティーが苦手だし、それにあまりものハイテンションでちょっと怖さを感じ最初こそは挨拶していたけれどそのうちに関わらないようにした。

 

なぜかというと明らかに彼らの行動が怪しいし、しょっちゅう怪しげな匂いが家の中から外まで匂ってくる状態だったからだ。。

 

そう、これはどう考えても違法ドラッグである。。

 

一番やばいなと思ったのは、、道を通った際にうっすらと煙が立っていて思わず少し吸い込んでしまった事があった。受動喫煙(!?)というやつなのか・・・。

 

最初、フワフワして直ぐに耳の聞こえ方がエコー掛かった感じになり少し眩暈がしてきて喉が異常にカラカラになってきた。。そして、ものすごく、甘い匂い。。

 

歩いていても、地上が柔らかい感じで足がついた雰囲気がしない。。

その間にもどんどんのどがカラカラになって来て、気持ちが悪くなって来た。。

 

急いで家の中に入り、、うがいして水を大量に飲みソファーに座ったらいつの間にか眠ってしまっていた。。。ほんの数分だけ寝落ちしたと思っていたらなんと1時間とっくに経過していて驚いた。。

 

驚くべきことに、私のアパートメントの部屋はそのドラッグパーティーを開いている家から離れているはずなのにその時は家の中まで寝落ち(!?)する前に嗅いだ匂いと同じような匂いが立ち込めている状態。。

 

まあ、よっぽど薄い匂いなんだけれど、、

しばらくは喉のカラカラと頭のぼやぼやが取れない状態で、、

これは受動喫煙してしまったといっても過言ではない。。

 

わたしがその当時、西オーストラリアのパースで居住していたアパートメントは、家族で居住しているユニットもあったし小さいお子さんがいるご家庭もあった。

 

子供まで、違法ドラッグの香りを嗅いでいたという可能性を考えるとちょっと信じられない。。

 

だって匂いを感じるという事は、匂い分子が鼻に入って脳が感じるって事だから微妙に吸引している事と同じですよね。。。

 

その家には、数か月に何回かの感覚で警察が訪問していたので、とっくに怪しいとは掴んでいるのだろうと思われたのだが不思議な事にいつも捕まらなかった。。

 

連れられて行った事も見た事があるのだが、数日すると何事もなかったようにどんちゃん騒ぎ。。

 

こんな映画やドラマみたいな事が現実にあるんだなあと初めて思った。

 

大きな怒声がし、人を殴る音を聞いて2組の団体が喧嘩している様子をたまたま見てしまった事もあり、あの有名ドラマ”ブレーキング・バッド”を想像してしまった。。

 

今はその方たちの姿を全く見なくなったので、何者かに消されたのかそれとも警察についに捕まったのか真相のほどは分からないが、、、

 

今だから言えるけど、パーティーに来たら仲間に入れてやるよ!!と何度か声を掛けられたこともある。ひぃいーーー怖すぎ!!!

 

私はこちらでお金に困っていなかったので怪しい仕事に手を出さなかったが、オーストラリアの学費は非常に高いために学校に通いながら薬物の運び屋をする人間もいるのではと思われる、

 

なんと、留学生で薬物の運び屋をして捕まっている人間がいて一時期話題になった事もある。。

 

もともとそういう人間であるのであれば、何故学生ビザを取得できたのであろうか??と考えるとやはり途中から始めたのか?と考えるのが妥当な線だと思う。。

 

以前、西オーストラリア州政府が下水の水を調べた所、クリスタル・メスの成分が大量に見つかったとの報道もあった。。見つかりそうになると、トイレに流すから下水を調べれば違法ドラッグがどの程度広まっているか確認する事が出来るとの事。。理にかなった操作方法だ、、

 

私”ブレーキング・バッド”も好きで、良く見ていたのでメサンフェタミンの恐ろしさについてかなり知識を得た。。ネットでも調べたが、このドラッグは一度やればもう抜け出す事が出来ないし、心身ともにボロボロになる本当に危険なものという事が分かる。

 

歯は抜け落ち、皮膚は湿疹だらけゾンビのように痩せこけ動く事しかできなくなるような大変怖い薬物だ。。

 

そんなクリスタルが平然と法を潜り抜けて出回っている事実。。

 

その事実を頭に入れて、興味本位に摂取したり知らないうちに摂取させられたりに注意しなければいけない。。

 

薬物を知らないうちにドリンクに混ぜられるとかそういう事も起こらないとはいえない。。(クリスタルが出回るんだから、デートドラッグなんてもっと簡単に流通させることできるだろうと容易に想像はつく)

 

私はだからお酒を飲む店では、カウンターからバーテンが直接渡してくれたものしか絶対に飲んだことないし、誰かが奢ってくれたあとに遠くから運ばれてきた物なんかは絶対に飲むことも食べる事もしない。。

 

身近にドラッグが出回っている危険があるんだから、そのくらいの注意は最低限すべきなのだがそれさえ気にしない人が多くて驚く。。

 

コロナウイルスによるオーストラリアの国境封鎖対策と西オーストラリア州の州境封鎖対策によりクリスタルを輸送するルートが絶たれたためにしばらくはこういう薬物関連の報道は聞かれなくなった。でも、最近ではまたクリスタル関連のニュースを見る機会がだんだんと増えてきた。

 

自宅に何キログラムも違法薬物を所持する女性がいたり、州境付近から30kg以上のメスを含む違法薬物を持ち込もうとする人達がいたり、これは西オーストラリア州で起きている事実だ。。

 

www.miragenews.com

www.abc.net.au

 

法律では違法となっていても、このように薬物が出回っている事実を忘れてはいけない。

 

まあ、これはオーストラリアに限ってでなく、どこの国でもそうかなと思うけれど、、

 

 

 

  

 

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