猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

朝、病院のベッドでSEXについて聴いた話

 

私、オーストラリアの病院で5日間ほど入院した経験があります。

その時は、身体が自由自在に動かない状態なので時間を持て余していました。

 

本当はお庭に出てみたり、カフェに行ったり、少しリハビリをしてみたくても身体自体が思いどうりに動かないんですから一人でベッドから抜け出すわけにも行きません。勝手に動いて転倒しても危ないので、許可が出て誰かが連れ出してくれるまではグッと我慢してベッドの上で過ごしていました。

 

退屈していても手が思いどうり動かないせいでネットも使えないので何もできない状況でした。

 

オージーの看護師さん達はざっくばらんに話しかけてくれる人が多く、私が退屈したりしていないかも凄く気にかけてくれました。ナースステーションが近い部屋だったこともありいろんな人が様子を見てお喋りしてくれたりもしました。

 

でも彼女達だって忙しいから、いつも来てくれるわけではありません。

 

だから、TVをつけている事が多くなり終いにはほぼ1日中TVと共に過ごす人間になっていました。

 

朝の情報番組から、深夜のTVショッピングや年代物のドラマまで、、

 

ただきつかったのは、自分でチャンネルを変える事ができなかった事。

それで、看護師さんが部屋に来てくれた時に頼んで変えてもらっていました。

 

朝の情報番組、いつもどうり軽い感じのトークと共にニュースやエンタメ情報、美容やエクササイズの商品が紹介されるコーナーが流される。

 

どこの国も朝の情報番組は宣伝っぽい内容が多いんだなあ。退屈だなあと思い見ていた。

 

ある日、、つまらないので窓の外から中庭を見て人間観察してボーっとしていたらTVからドぎつい下ネタ(!?)が急に耳に飛び込んできた。。

 

例えば、日本で朝の情報番組を見ていても性器の名前やSEXについての細かい内容が流れる事なんてまずないので、純粋に驚いてしまった。

 

何が起こっているのかサッパリわからず??

 

もしかして、アダルトチャンネルか何か入っていて私がボーっと外見ているうちに誰かがいたずらでチャンネルを変えちゃったんだろうか??

(そんなことある訳ないww)

 

画面に目を戻すと、推測して40代半ばくらいの女性がずっとSEXや男性器、女性器の事を語っている様子だった。

 

下に彼女の紹介についてのテロップが流れて来た。

 

それを見る限りでは、彼女はオーストラリアの中でもかなり有名なSEXセラピストらしい。相談したい人が絶えずいつも予約でいっぱいで著書も売れているとの事。。

 

この時、初めてこんな職業が存在するという事を知ったし、あまりにオープンに性の事やSEXする時の事細かいアドバイスが公共の電波で流れる事実に頭が追い付かなかった覚えがある。

 

日本であれば、みんな恥ずかしがったり、ピーッという音が入って放送禁止になりそうな際どい内容ばかりだったと記憶している。

 

ただどこまでが正しいんだろう?と首を傾げてしまう内容もあって笑ってしまった。

 

特に面白かったのは、彼女が質問者の質問に答えているコーナー。

 

SEXがマンネリ化していて盛り上がらないという質問に対し彼女のアドバイスは、、

 

SEXをするのは水曜日の午前中が良いというもの!!

 

なんの根拠があるのかと思うし、真面目に説明していて尚且つ周りの人間も真面目に聞いていて笑いが止まらなかった。

 

なんか水曜の午前だとパートナーとのマンネリが消えて特別快感を得るんだとww

 

出勤前に10から15分ほど短めのSEXをするといつもより燃えて、しかも男性器も立ち上がりやすいし女性器も濡れやすいんだと。。。?? 

 

それは水曜日の方が起こりやすいらしい!(はい??)

 

こんな事を大真面目な顔で言ってて、周りもシリアスな顔で

 

「それは、どうしてですか?」とか質問したりして、

 

するとそのSEXセラピストはなんかホルモンバランスや1週間の生活リズムと合わせて、もっともらしくデーターもなしに上手い事説明している。

 

こいつ詐欺師じゃねと思った。。

 

ただ科学的にどう快感を得るかとか図解を使って説明したり、軽く性教育の授業のような雰囲気の話もあった。

 

上手いなあと思うのは、データーや科学的知見に基づいた事実と適当な話を混ぜて話している点。もっともな事も同じ場所で言っているから嘘まで本当に聞こえるいい例。

 

高等なテクニック

 

いつSEXするかなんてその人の体調や生活環境によって全く異なる話なのに、そういう自分達が相手と話し合えばいい事を他人に聞いて回答を求めてしまう。そしてそれをそのまま実践してしまう。

 

自己啓発セミナーに行ったり、自己啓発本を読んだりするのもこれと似ているんだろうなと思う。あとは、情報商材もそうかな?

水曜日の朝に近所からSEXの大きな音が短時間するとあの人の本の読者かな?とかあの番組見てから実践してるんかな?とか考えていつも笑いが止まらなくなる。

 

水曜日は感じるって暗示にかかっている人もいそうで面白い。

 

正にプラセボ効果と原理的には同じ。

 プラセボ効果:本物の薬のように見えているが実は違って偽の薬。成分は薬ではなくブドウ糖や乳糖などが入っている場合が多い。

 

それにしても、朝から病院のベッドでSEXについての話を聴いてしまうとは思わなかった。

 

この番組を見て初めて、オーストラリアでは少なくとも性に関する話題はタブーでも秘め事でも何でもなくみんなでオープンに話し合う内容なんだろうという事を実感した。

 

でも良く考えてみれば、性への関心事は大人であれば当たり前に持つんだから日本のように過剰に恥ずかしがったりするのもなんか違うような気がする。

 

変に性知識をエロと捉える人がいたり、秘め事と捉えて話し合う事さえ困難にする空気が存在するのではないかとも思ってしまう。

 

それで偏った知識ばかりついてしまう人もいて、変な話大人になってもまともに自分の身体について知らないような人も存在する事実があると思う。

 

オーストラリア人が小学生で知っているような性知識を日本の大人が知らないという事はありそうに思ってしまう。。

(私も、こちらの子供達に多分負けていると思っているww)

 

実際、話を聴くとかなり実用的、実践的な内容を習っているらしいので、、ここら辺も日本の性教育はかなり遅れていると思う。

 

まあたまには、性についてオープンに話すのも重要なことかもしれないと思った。

 

そういえば、SEXセラピストの話を聴いてる時に看護師さんが入って来て一緒に画面を見て、参考になった?と尋ねてきて恥ずかしくなってしまったんだよなw

 

今の私だったらどう答えるんだろな。ちょっと想像つかないなあ。

 

 

 

 

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