猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

レストランはクレーマーだらけ!?

 

私、最初にオーストラリア、パースのレストランで食事をした時ビックリした事があるんです。

 

強烈なクレーマーを見てしまったと思ったから、、

 

初めて家族で海外旅行をした場所パース、街角にあるちょっとしたレストランに入った時に斜め前の席の男性が物凄く怒っていた。

 

怒っている事もあって、声量もかなり大きく丸聞こえだった。

 

要は、自分がオーダーした料理の分量と見た目が全く異なっているから作り直して欲しいとの事だ。

 

まとめると、ソースの量と色が違う、ベーコンの枚数が違う、麺の量がどう見ても少なすぎる、写真に比べて色合いが悪い。

(多分、パスタかなんかをオーダーしていたのかな?)

 

 

特にこのクレーマーは量に関してかなり怒っている様で、

 

こんなに少ないなんて詐欺だ!とか

この量だったらここに書いてある料金を払う必要ない!

 

とかかなり興奮状態に陥っていました。

 

このレストラン、メニューには料理の写真がたくさん載っていた。

 

確かに料理と写真が微妙に異なっているし、事実私たち家族が頼んだ料理も写真とは微妙に異なっていました。

 

でも、まあこんなもんだよね!という感じでわざわざクレームを入れるような気は起きなかったです。

 

だって日本に住んでいた時、メニューの写真と全く同じものが出て来た事は正直一度もないし、メニューの方が少しは違っていて当たり前みたいな感覚だったから。

 

それに、食品サンプルとかもショーケースに並べられているけれど、全く色つや量がすべて揃って合致しているなんて事はありえないです。

 

それで、私達が食べ始めた時に突如目撃した怒り狂うクレーマー。。

 

場所も変わればいろんな人もいるもんだなあ。

主張が強いクレーマーがいるんだなあ。。

 

その時はこのお客さんが特別変わった人でクレーマーだと認識していました。

 

が、しかし何年かオーストラリアに滞在していくうちにこれはもしかしたら違うのではないかと思い始めた。。

 

何故かというと、結構どんな人でも簡単にメニューについての意見を言っているからなんです。

 

まあ初めて私が見たこの怒り狂っていたお客さん程ではなくても、見た目と違うとか特に分量に対しては結構シビアに考えている人が多いという事が分かるようになりました。

 

だから最初私がクレーマーと思っていたお客さんも、ちょっと怒りの沸点が低いだけでただメニューと自分の目の前にある料理の違いを述べていただけなのかもしれないと思えるようになりました。

 

でも、これってよく考えてみたら当たり前なのかもしれません。

 

注文した料理を提供する事がサービスであり、それに対してお金を払うわけで客であれば立派な消費者なんですよね。

 

その料理に関する説明や写真があって、出て来たものと違えばお客さんに嘘の情報を教えてそれでお金を取ってしまっているという事になるはずなんだから、ある意味詐欺と同じな訳で文句を言うののほうが正しい反応とも考える事ができると思います。

 

そして、こちらの大学でビジネスの勉強をしてからますますその思いが強くなりました。

 

なぜなら、現にACCC(Australian Competition & Consumer Commission:オーストラリア競争・消費者委員会)のサイトでも以下のように説明されているからです。

 

”Businesses are not allowed to make statements that are incorrect or likely to create a false impression.”

ビジネスにおいて、間違っていたり偽の印象操作をしそうな表示をする事は認められていない。

 

”This rule applies to their advertising, their product packaging,

and any information provided to you by their staff or online shopping services. ”

このルールは事業主の広告、製品パッケージ、そしてスタッフまたはオンラインショッピングのサービスであなたに与えられるいかなる情報にも適用されます。

 

引用元サイト

↓     ↓

www.accc.gov.au

 

纏めると、間違っていたり偽の印象操作を与える表示は駄目としっかりと記載してあるし、これがどんな情報にも適用されると説明されている訳なんです。

 

しかもこうやって国の消費者委員会がこういっている訳だから、

 

少なくとも私が怒ったクレーマーと思っていたお客さんもある意味ルールに違反している事業主にお金を払いたくないし騙されているんだから払わなくても当然という理屈

 

も成り立ってくるわけです。

 

だってレストランに食事をしに来ているお客さんは、ある意味消費者な訳なんだから。

 

私が家族旅行の時に目撃したこの怒っていたお客さんは自分の料理をウエイターに返し、作り直してもらっていました。

 

それを見た時は、

 

うわっ!この人凄いクレーマーだな!

この人、怒ってたからレストランの方が怖くて従ったのかな!?

 

とか思っていたけど、、

 

その考えが変わって来たんです。いろいろな意見をウエイターや時にはシェフに言うお客さんを見て来て、、

 

オーストラリア人やオーストラリア歴が長い人が経営しているお店だと、こういうお客さんがいても誰も反論せず素直に意見を聞いて作り直す事をたくさん見て来たんです。

店側が謝っているのも何度か見た事もあります。

 

やはりACCCが定めた上のルールがあるので、文句が来た場合はお客さんの意向に合わせるのでしょう。

 

日本の感覚で見ると、オーストラリアでのレストランはクレーマーだらけなのかもしれません。

 

でも見方を変えると、ただ自分が与えられた情報とサービスが合わなくて指摘していると取ることもできる。

 

私も何年かオーストラリアで生活するうちに、あまりにメニューと違う場合は遠慮せずウェイターさんにその事を伝える事ができるようになりました。

 

もしかして将来クレーマーって言われてしまうのかな??

 

そういえば、その旅行で言ったレストランに何年か後に訪ねてまた食事したら、メニューから写真がすべて消えていました。

 

それに、私はオーストラリアで食品サンプルも一度も見た事がありません。

(調べてみたらアジア特有の物らしいです。。)

 

そりゃあ店側の立場になって考えると、写真やサンプルと毎回比較されていつ文句言われるか分からない状態だったら身が持たないだろうなとも思ってしまいますw

 

まあ、店側からしたら意見してくる人はクレーマーなのかもしれないですね!!

 視点によってクレーマーの定義までも変わってしまうのかもしれない!!

 

 

 

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