オーストラリア高校生の通学模様
日本の皆さんはどうやって高校時代通学していましたか?
私の通っていた高校は電車とバスで通う遠方の距離にありました。
これはオーストラリアの子達も同様みたいで、特に私立に通っている子は行き帰り公共交通機関に乗っている子も割と目にします。
学校によっては、親に毎朝と帰宅時に送り迎えをしてもらっている学生が多い感じの学校もあります。
これは日本とあまり変わらないですね。
だけど、驚いた事が何個かあります。
それは、私のオーストラリアの学生に対するイメージと大きく違っていた事。
どんな風に違っていたか書こうと思います。
1.制服の着方
私が通っていた高校は毎年、交換留学生を迎えるような学校で私が在学中はオーストラリアのメルボルンから女性と男性が数名訪れていました。
女性も男性もかなり制服を崩して着ていたことが印象に残っている。
女性も男性も胸元を見せるためにワイシャツをかなり開けていたし、女性はスカートの丈をめちゃくちゃ短くしていたのが印象に残っています。
風紀を異常に厳しくしていた学校だったのに、この留学生には怒らないのでみんな陰ながらなんでー!!と良く文句を言っていました。
まあオーストラリア人なんかに文句を言ったら、言い返されそうだし、、そもそも風紀担当の先生が英語ができなかっただけのことかもしれません。
要は、みんながオージーはあんな格好をしていて注意されないのに、なんで私達だけがこんなに細かくチェックされなくちゃいけないの!!と思うぐらいには制服を着崩していたっていう事です。
こういう印象が強かったので、私はこちらの高校生の通学時の恰好を見て結構驚いた。
それは何故かというと、私の高校時代よりも遙かに保守的な格好をしている学生が多かった事。私が見た生徒達がたまたま私立だったからかもしれませんが、、
それこそスカートの丈も、今時そんな変な丈のダサくて履けないでしょ!?と思うくらいのスカート丈の長さ。
男性も胸元を多く露出してアピールしている人もほとんどいない状態でした。
(みんながしてると思ってたけど、そんな訳はないですね...苦笑)
だから私が見てきた交換留学生のイメージと全く逆でビックリする感じだった。。。
風紀に厳しい学校も割とあるんだなあという事を知りました。
まあ、当たり前な事に髪色とかを合わせろとかそういう事は言われないんだろうけど。。
2.驚くほどに多い持ち物
あとすごいなあと思ったのが、かなりの高確率でありえない程の大きさのリュックサックを背負い登校する子達が存在する事。。
そのリュックサック、正直言って見た目が登山をする人のようになっていてもうパンパンに膨れ上がっているんです。
生育過程のティーンエージャーにこんなに大きな荷物を毎日しょわせて登校させるなんて、、身長が伸びなくなりそうだな。。。と思いました。
それに中学生くらいの子もかなり重そうな登山に行くような荷物をしょっている事を見た事があります。。
そういえば、現地の大学に通っている時オージーは意外に背が低い人が多く私は160cmの身長でめちゃくちゃ長身でないのに私より低い子が沢山いたし、、男性でも私とほとんど変わらないくらいの子も割といたイメージ。これは西洋人は高身長が多いという私のイメージとは大きくかけ離れていました。。
やっぱり身長の伸びに多少影響出てるのかもしれない。。。
中学や高校の時って習う科目も多いし、教科書だけでも莫大な量になる。。
私が学生の頃もあまりにも荷物が多いので、家に帰って宿題などで使うものしか家に持ちかえらなかったなあとちょっと思いだした。
置き勉と言う奴が流行っていて、誰も全部持ち運びしている人はいなかった。。
まあ置いていっても、別に勉強道具が取られたりはしないので大丈夫だし、、私、公立の中学でめちゃくちゃ荒れていたけど、教科書とかの盗みは流石になかったw
置き勉しながら、
海外の学校はロッカーがあっていいなあ。。
と思っていたけど、これはアメリカ産のドラマの影響だったと後から気づきました。
オーストラリアは日本と同じでないんだろな。。。
それにしてもなぜオージーの学生がこんなに毎日大きくて重そうな荷物を運んでいるのかは気になりました。。
置いていくと誰かにいたずらをされるのか、、校則なのか分からないのですが、毎度見る度にかなりビックリします。
リュックサックが重みで破れてしまわないのかなあと見てて冷や冷やしてしまいます。
3.通学時に食料の調達
あとはおそらくお弁当を持っていないのだろうけど、バスを途中で降りて昼ご飯をマックなどで調達してまた乗り込むような子達をたくさん見て来ました。
こちらは自分が大事で一番って人が多いから成人前の子供のお弁当を準備してあげようと思う親もなかなかいないのかなあと思う。
帰宅時のピーク時間なども同じような子達を良く見るので、親が子供の栄養バランスを考えていない家庭も多いんだろうなと想像がついてしまう。
そういえば、こちらのお弁当は日本みたいに凝っているのを持っている人は少なくて、開けるとナッツバー、果物、ヨーグルトみたいな子も多いと聞いたことがある。
だけどこうやってまだ持たせてもらっている子は恵まれている子なんだろうか??
私の家庭は、子供の頃から身体に悪いと言われてあまりジャンクフードの店に連れてって貰えなかった。。
その反動で大学時代と社会人になってから妙に食べたくなって1週間に1回は食べて満足していた時代が私にもあった。。なんだか、ご馳走じゃないのにご馳走のように感じる不思議。。。(苦笑)
何故1週間に一回かと言えば、、散々体に悪いとか言われてきたからか微妙に刷り込まれていて罪悪感があって食べるのに躊躇したからだ、、
そういえば、通っていた予備校にマックがあったのでそこでポテトやチキンナゲットを買って食べる事がちょっとした贅沢のような気持ちにもなっていたのを思い出す。(これも1週間に1回程度だが、、、)良くないものと聞いていると、、ますます食べたくなる不思議。。買う度に禁酒法時代に酒を飲みに行く人の気持ちが分かる気がしたwww
でも母親が栄養バランスや体に良い悪い物の事を良く言っていたおかげで食事に対する意識が身に付いた事は良かった事だ。
我が家はバランスが悪いからとの理由で外食でさえあまりしなかったので、親元にいなくてもその癖が染み付いて料理しなければという意識がついてそのおかげで経済的にもかなり助かって来た。。
そういえば、私の住んでいるアパートメントはオーストラリア人も沢山いる感じだが、食事時にあまり料理をする匂いがしてこない。。
ほんのたまにはしてくるんだけど、、ほとんどない。。
寧ろ食事時間のちょっと前になると、、多くの人がガタガタと外出して行く音がするし、車を出す音やどこ食べに行く??とかいう声が聞こえてきたりする。
イギリスは子供にバランスの良い健康的な食事を食べさせるという意識が低下している親が多くそれが将来も繋がって健康を害する成人が多いというTV番組を数年前に見た事がある。
有名シェフのジェイミー・オリバーが食育と称して、いろんな料理をしていた記憶がある。どうも英国では食事への意識の低さが社会問題化しているみたいだ。。
こういうのは、オーストラリアも同じなんだろうなと少し思っている。
恐らくはオーストラリアも食育が必要な国に見える。
若年性の糖尿病とかも増えているので、、
ファーストフードでも育ち盛りだと一つでは足らず、何個も買っている子も見たことあるので、、そりゃあ体に悪いなあと。。。
オージーはお腹がすくと平気でなんでも何セットも買って食べる人もいるので、それにビックリするけどw (エンゲル係数高いんだろうな、、)
オーストラリア高校生の通学模様は、案外ダサくて重くてきつそうに見える子も多い、それに自分で行き帰りに食料の調達をしている子も結構います。。
どこの国もそれなりに苦労している子がいるんだなあと思いました!
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