猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

ホームレスへのラベリング

 

ホームレスについてのラベリングをどう思いますか?

 

ホームレス=可哀そうとラベル付けをする意味について考えた事ありますか?

 

なんだかそうやって可哀そうな人とラベリングされる事で、ホームレス自体が”自分は可哀そうな人間だから、誰かにお金や食べ物を恵んでもらうのが当たり前!”と思う人がいたとしたらどうなんでしょうか?

 

ホームレスといえども、”人間”で良い人と悪い人がいる。

 

だから、”ホームレスは可哀そうだから、お金や食べ物をあげるのが当然”

 

そう思う事が当たり前なのか私には分かりません。

 

私はすごく若い時、ホームレスは可哀そうなものという固定観念を知らないうちに植え付けられていたために凄く可哀そうな人達だからお金や食べ物を渡して欲しいと頼まれたらあげるのが当たり前とさえ思っていました。。

 

今でも憶えているのは受験勉強時代の息抜きに友達とカラオケで気晴らししようという事になって街に出た時、地下鉄でホームレスに声を掛けられた時の事。

 

駅で段ボールを使って家にしていていた年配のその男性は

 

「どうしても行かなければいけない場所があるけど、お金がないから小銭でもいいから貰えないか。。。」

 

と私に尋ねました。

 

私は勿論、可哀そうと思っていたからお財布に持っていた小銭を全てあげた。

 

すると、彼は私の財布を見て

 

「もう少しくれないか?」

 

と言った。

 

恐らくはお札を持っていたのが見えたんだと思う。

 

流石に怖くなったので適当な嘘をついて走ってその場を逃げた。。。

 

そしたらその彼はどうしたかと思いますか?

 

「まだ金持ってるのは分かってるんだぞ!私はホームレスで可哀そうなんだから、お前みたいに金に困っていない奴はこっちによこすのが当然だ!!!よこせ!!!」

 

そう大声を出しながらその彼は走って追いかけようとしてきたんです。

 

私はその時、貰い物の高級ブランド物のバッグを持っていたので狙いを定めたんでしょう。

 

私は人混みに紛れて事なきを得ましたが、驚きました。

 

その後もそのホームレスの男は若い女性にターゲットを定めては、”可哀そう”という言葉を振りかざしてお金を集めていました。

 

ボロボロの財布その財布はかなり膨れ上がっていました...。

 

その時から私はホームレスが可哀そうな人というラベリング、また何か物を恵んであげる必要があるという固定観念に疑問を感じ始めていたのかもしれません。。。

 

その疑問がオーストラリア、パースに滞在するうちに明らかになりました。

 

ホームレスでも悪い人や騙す人がいて、それは表向きには分からない人も多い。

ホームレスも人間だから、ホームレスというだけで可哀そうとは限らない。。。

 

人間の中には、”良い”人と”悪い”人がいる。

それは社会による位置づけでは分からない物なんです本来は、、

 

もしかしたら可哀そうな原因でホームレスになった人もいるのかもしれない、でもそれは初対面では判断する事はとても難しい。

 

ホームレスが可哀そうというラベリングをするよりもまずはそれを生み出す社会や政治に興味を持ち、その支援を行う団体などに寄付をする事の方がその判断できない”人間”に直接お金や食べ物を渡す事よりもうんと大事な事ではないのかとの思いが強まりました。

 

お金や食べ物を渡すだけでは、その人間が更生や復帰するよりも寧ろどんどん悪事を染めるきっかけになる可能性さえある。それが分かりました。余計な親切心がその人自体を腐らせてしまう可能性さえある事を考えている人はどれだけいるんだろうか?

 

パースも最近では昔より不景気なのでホームレスを見る機会も増えていました。だから色々なホームレスがお金や食べ物を恵んで欲しいと言ってくる事も多かった。でも私は心を鬼にして一切渡したことはありません。冷たいと思われるかもしれないけれど、それが最善だからです。

 

色々な腐った嘘つきや悪い人間をどれだけ見てきたか、、それはもしかしたら善人が可哀そうと思って恵んだことが原因もしくはただの詐欺師それさえ分かりません。

 

一度お金を渡したら記憶していて、他の仲間にそれを知らせターゲットにする少しの間尾行してその人の仲間からまたお金をたかる・・・。そういう属性の人間も見ました。

 

 

「足が悪いから歩けない、拾った車椅子を使って寝場所を探している。でもタクシー代がないから恵んで欲しい。」

 

と言われた事もあります。

 

彼はボロボロの恰好で足を引きずっている。。。

 

私もさすがにこの時は可哀そうだと思い、一瞬だけお金をあげたほうがいいかな?と思ってしまいました。

 

でもそんなに人を直ぐ信じてはいけないし、判断もできないと私は心を鬼にしてお金がないと嘘をついて断りました。

 

そしたら、その人はまた複数人に同じように声を掛けてその後お金をもらうことに成功しました。その後、急にその人物は足の調子が良くなり、近くのバーに入ってお酒を飲み始めたんです。車椅子はボロボロの恰好をした仲間に預けて、、、その仲間はいかにも薬をやっていそうな風貌でした。。。

 

信じられないような本当の話です....。

 

 

もしかしたら、人を騙すグループなんだろうか?

 

それとも何か悲劇的な境遇などのせいで酒やドラッグに逃げその結果お金が無くなってしまった”可哀そうな人達”なのかもしれません。。。

 

私は心からお金を恵まなくて良かったとホッとしました。

冷たい人間なのでしょうか??

 

ホームレスは本当に可哀そうな人達なのか、他人の事を100%理解する事が不可能な以上は判断する事は残念ながらとても難しい。

 

社会的位置によりラベリングを行いその結果可哀そうな人と決めるのは果たしてその人達のためになるのか。。

 

これはとても難しい問題で、悲しい事実ですが一個人ではとても出来る事が限られている問題。

 

もしかしたら善い行いをした人が被害者になる可能性があるし、良かれと思ってやったことがその人間を腐らせ真っ当な道に戻る事を遠ざけてしまうかもしれない。

 

だから私はこれからもホームレスをすぐに可哀そうと思う事はしないしお金も食べ物もあげたくないです。毎回心が痛みますが、これは私の善意です。

 

資本主義による経済の二極化や教育格差が埋まらない事実。

 

この時世で、科学的で明確な根拠もないのに目先に上手くやっているように見せるためだけのエゴで自粛自粛と呪文のように叫ぶ団体。そのせいで経済的に痛みつけられている業界がある事実。

 

私は自粛にも反対だし、ワクチンの強制にも反対です。

 

これは人の生き方に関わる問題。自分自身で決められないのは狂っているとしか思えません。

 

強制すべき話ではないから怒りさえ感じています。

 

ウイルスがゼロになる事はありえないから共存するしか道はないのに、誤魔化しているずるい人間も多い。

 

一生何かに縛られながら生きるのを望む人は果たしてこの世に存在するのでしょうか?

 

分かりやすい本当は効果など限定的で疑問さえ生じるマスクやワクチンだけに頼る無責任な政治。。また分かりやすい言葉で気持ちよくなりたい人を洗脳して騙そうとする人間。

 

誰にでもラベリングはできませんね。

ホームレスに限った話ではないです。

 

人は社会的な場面では嘘もつくクズな人間になりますから、本当に悲しい事です。

 

 

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