スケートボードは危険か??
スケートボードを見たことがありますか?
私はオーストラリアに来てから本当にあちらこちらでスケートボードを見るようになりました。
通りをこれに乗って移動する人も結構いるし、なんと道路を走っている人も見た事があります。
大学に通っていた時は、キャンパス内をこれで移動している人もいたし、定期的に愛好家たちが集まって技を披露したりしている時もあってよく見かけました。
だからやっぱりオーストラリア人は日本に比べてずっとスケートボード愛好家が多いんだと思います。

だけど、このスケートボードって意外と侮れなくて結構スピードが出るものです。
通りでぶつかられそうになったりして何度ヒヤヒヤしたか分かりません。
若者の中には横着な乗り方をしてスピードを出し、尚且つその状態で自分が前に行くために徒歩なのに容赦なく通り過ぎていく事があります。
一度散歩をしていた時に、少し足の横を刷られたことがありその部分が青痣になってしまった事もあり、結構恐怖でした。
それになんと、女性の気を引くためにあからさまに板だけをこちらに当ててくるような人にも遭遇した事があるので(危険すぎる…)スケートボードを持った若い子を見るとかなり警戒心を持つようになりました。
怪我を負いたくないし、そんな意味不明な気の引き方をする人に関わりたくもないので、
そういえば、大学のキャンパスでいつもスケートボードで移動していた若い男の子がいたのですがある日突然姿を見せなくなったんです。
かなり目立っていたので、どうしたのかな?と思っていた所、2週間くらい経ってから足に大きなギプスと松葉杖で歩く姿を目撃しました。骨折でもしてしまったんだと思います。
そういえばここオーストラリアではギプスの上からギプス用の靴というのを履いている人が凄く多いんです。
見た目はなんかスキーのブーツみたいな感じ、、あまり日本では見たことが無かったのでかなり新鮮でした。
以下の記事の中に写真があります
それにしてもいつも疑問だったのが、スケートボードによる事故って起こったりしないのだろうか?という事だった。
現に私も少し当てられたことがあるし、危険だと思っているからだ。
しかし昨日こんな記事を見つけてやっぱりなと思った。
午前中の早い時間に、女性が路上に倒れていて救急車で運ばれた様だ。
頭に結構重症なけがを負っているみたいだ。衝突したと記事には記載してある。
この記事を見て初めて知ったのだが、電気で動くスケートボードがあるみたいだ。
それでこのスケートボード、手で操作できるコントローラーで動かすようだ。
調べてみるとかなり速い速度でボードの裏についている車輪が動いていてビックリした。
この怪我をしてしまった女性はこの電気で動くタイプのスケートボードに乗っていたらしい。頭に重傷なけがを負ったという事は、頭を打ち付けたのだろうか?
私がいつもスケートボードの人が近づいて来て恐怖を感じる度に違和感に思っていた事は、殆どの人間が普通の普段着でこの危なっかしいボードに乗っている事である。
別に車ではないから、しっかりとしたルールがないんだろうか?
調べてみた所ヘルメットを着ける決まりは特にないとの事なので、この女性は頭に保護するものがなく直接打ち付けたのかもしれない。
参考URL:
Road rules | Youth Law Australia
その一方で、自転車はヘルメット着用が義務になっているオーストラリア。
凄く矛盾しているなと思ってしまった。
スケートボードもかなり高速で乗ったり坂道を下ったりする人もいるから、リスクを恐れないような若者が乗っている場合は自転車と同等かひょっとするとそれより危ないんじゃないかという気もしてきてしまう。
私は子供の頃から中学生くらいまで、自転車が好きでよく乗っていた。だけれどいつの間にか怖くなって路上で自転車に乗る事を辞めてしまった。
何故かというと、自分が抜かしていきたいがためにスピードを出して寄せてくる人間がよくいて、何度転んだか分からないからだ。
それで信じられないのが、そういう事をしてくるのは自分よりずっと年上の40代中間から50代くらいのおばちゃんがほとんどで私が転んでいると、あー危なかった!どこ見て運転してるの!とか怒って言いがかりをつけてくる事。
体は痛いのに、怒られて散々な気持ちだしなにより危ないしで嫌になって少しずつ乗らなくなってしまった。
それに車輪がついているので、気づかないうちに結構スピードが上がっていて変な運転の人に巻き込まれて軽く自転車から身体が飛ばされた経験もあるからだ。
当時はヘルメットをつける決まりなんかなかったので頭を打ち付けたら冗談じゃなく重症になってしまったと思う。
下の記事に載っている2020年のデーターによれば、日本の自転車による死亡事故件数の比率は全体の自転車の死亡事故に対して増加傾向にある事が分かる。
そう考えると、身近に感じる乗り物って結構リスクが高いと思う。
無防備にスケートボードに乗っている若者を見ると、いつも日本で自転車に乗っていた時に少しずつ感じていた恐怖を思い出す。
あの頃は自転車はすごく気軽な乗り物で、危険とも思っていなかった。
でも何度か怖い経験をして乗らなくなった。
オーストラリアの若者にとって、スケートボードはかなり身近な物だろう。だからこそ、危険を感じるという発想がそもそも持てないのかもしれない。
何度か危険を感じる頃には、同時に事故数や死亡比率が増えて来て一定のルールや法律が出来ているだろうと思う。
日本の自転車に対する取り組み方のように、、
ルールができる前に、大きな怪我をしたり死亡したりする人はちょくちょく今回の報道のように出てくるんだろう。
こういう事って、世の中には結構あって指摘されないとそれが慣れ過ぎている事だったりすると気付かない危険のようなことは多々あると思う。
スケートボードがその良い例ではないかと思った。
スケートボードは危険か??
という事を考えて乗っている人は何人いるだろうか?
すれ違いざまに危険な目に合うかもしれないと直ぐ想像できているだろうか?
リスク回避を自然にできるようになるためには、
身近にある物の本質を科学で見抜く力が必要だと思う。
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