異国の映画体験は違う。
私は映画も好きで家でも少し時間が空くと良く見ます。
だから当然、コロナの前まではオーストラリアにいてもスクリーン映えするような映画は映画館に頻繁に通っていました。
特に最近だとマーベルなんかは大きめのスクリーンで見たくて、足を運んでいました。
どこの映画館もそんなに日本と変わらないだろうと思っていたのですが、想像よりもかなり大きく異なっている部分が多かったので纏めておこうと思いました。
ちなみにこれは西オーストラリア州の情報です。
1.ともかく料金が高い
私は良く好きでHoytsという名前の映画館に通っていました。
ショッピングセンターの中にあって利便性が良いのと大きいスクリーンがあったためです。以前はここだけがIMAXシアターがあったというのもありました。(だけど、メルボルンとかにくらべるとショボイので嘘物だという声が絶えなかったし今はなくなってしまいましたが、、)
だけど、スクリーンの大きさもさほど満足感ないのに高いんです。
Xtremeというのが音響と画面が少々グレードアップしているのですが、それでも日本で見るほど満足感は高くなく、お値段は高いと感じちゃいます。
例えば大人料金を例に挙げると、
Standard $20
Xtreme $25
Lux $35
ざっくり計算して、
Standard 1,700円
Xtreme 2,110円
Lux 3,000円
といった感じ。
小さいスクリーンじゃ満足できないとなると、2,000円程度は払わなければいけない。
でもそんなに満足度がないのが事実、、かといってStandard(スタンダード)にすると日本の都市部で大きめのシネマコンプレックスなんかに行った事がある人は、小さいなあと感じてしまうと思います。
Luxは何かというと、ちょっとスペースが広めにとれて座席が豪華、尚且つ特別メニューが提供されていて食べながら鑑賞できるという場所になっています。だから、夜ご飯時なんかに結構混みあいます。あと見た感じカップルがデートに使っている場合も多いのかな?
これを高いとみるか、安いとみるかはその人次第かもしれないけれど私はいつも映画に行った後あー今日はかなり使ったなあと考えてしまいました。コスパが悪いです。
2.上映中賑やかになる
日本だと上映中の映画館は静かというイメージがありますが 、オーストラリアだと面白いシーンの時はみんな声を出して大笑いするし、台詞回しに笑いのセンスがあるとみんなで一緒に突っ込んだりボケたりする場合があります。ヒヤッとするシーンの時は驚きの声を上げる人もいます。
アベンジャーズの最終回の時は拍手が鳴り響いたりしました。。
日本はどうだったのかな?
だから静かに鑑賞したい人には、オーストラリアの映画館はむかないかもしれません。
ただガラガラに空いている時間帯もあるのでそういう時だったら、運が良ければ静かに鑑賞できるかな?と思います。
どちらかというと、外で見ていてもお茶の間で見ていても感覚があまり変わらない人が多そうという印象でした。
3.入館時間がギリギリになりがち
映画と映画の入れ替え時に掃除をする人が入るので、それが終わるまでシアターに入る事が出来ません。
それは良い事なのですが、始まる10分前くらいになっても平気で掃除を始めない事もあり予定時間の数分前ギリギリにならないと入館できない事も多いです。
日本だと早めに席に座ってのんびりできる時間もあるし、寧ろギリギリに入る人の方が少ないのではないでしょうか?
だけどオーストラリアでは、上映が始まっているCMの最中や上映開始ぐらいに入館する人も結構多いんです。
多分、この掃除のタイミングも影響しているのかな?
因みに掃除方法は雑で、掃除終わった後も食べかす落ちていたり座席が微妙に汚れているのは結構普通です。
そのうちそんな事気にならなくなってしまいます。。苦笑
いちいちそんな些細な事を気にしていたら、精神が持たないのがオーストラリアです。。
4.映画は夜から深夜にかけて鑑賞するもの!?
映画館は夜から深夜にかけての枠がかなり混みあいます。
なんと、お高いのにご飯を食べながらのシートも満席になるほど埋まる事も多いです。
因みに私はオーストラリアで車を所有していなかったので、あんまり遅くに公共交通機関に乗りたくないためにいつも昼過ぎくらいからの回で鑑賞していました。
運がいいと、ガラーンとしていて静かに見る事ができる場合もあります。
ほとんど貸し切り状態になってしまう時さえあります。
まあアベンジャーズ並みの大作だとそうはいかない感じでしたが、、
だけどちょっと困った事は、昼ライオンキングの実写版を見に行った時に、席がガラガラに空いていたら自分の予約していた席以外のベストポジションを探すために上映中にウロウロとうろつく家族連れがいた事です。
全然お構いなしで、あっちの席こっちの席に座り変えて歩き回るし普通に喋っているしでちょっと嫌でした。こういうタイプの人達は喋りかけたりすると雑談して来たり、ベストポジションについて相談してきそうなので耐えていました。。だって映画に集中したいじゃないですか、、
あんまり音を出す事に抵抗がないから、常識がない人が同じスクリーンにいるとこういう事もありえちゃいます。。。
5.ポップコーンやドリンクが馬鹿でかい!!
ポップコーンとコーラの大きさが半端ないです。。
特にコーラをあんなに上映中飲んでしまうとトイレに行きたくならないのかな??といつも凄く疑問でした。
だって日本の倍のサイズある感じですもん、、
ポップコーンもあれだけ食べると胸焼けするだろうなと思います。
なんかお腹が繊維でゴロツキそうです、、トイレ大丈夫かなと思います。
だから一人で行くと、飲み物やポップコーンは買えません。
誰かと行けば、分け合えるけれど、、
だけど一回クラスメイトと行った時に、分けるためにL(LL!?)サイズを買ってその女の子が少食でポップコーンを何年分も食べた気分になりました。。胸焼けしましたw
今考えたら、残せばよかったですね。。何全部食べてるんだってwww
ガスの音響かせそうで大変でしたわw
そうそう興味深いのは、アイスクリーム屋さんがあった事かな?
ちょっと食べたくなったけど一度も食べませんでした。。
量多すぎると困るなあと思って、、
私、日本だと良く食べると言われる方だけれど、こちらの人の量にくらべると食べる量うんと少なめなのかもしれないと思いますw
6. 貸し切り会場になる時がある
なんとスクリーンが貸し切りにできるサービスがあります。
だから、
お誕生日会
Eスポーツの大会
企業のイベントでみんなで映画貸し切り鑑賞会
というイベントが行われている時があります。
私はたまたま企業が貸切っているのを見た事があるのですが、本当にイベントさながらで風船が飾り付けてあってみんなお揃いの帽子のような物をかぶっておどけたりしていました。
これが良い事なのかどうなのかはおいといて、こういう事は日本では見た事がないです。
映画館で映画を見るというごくごく普通の楽しみでも、国によってこんなに雰囲気が変わってくるんだなあという所が面白くもありいい体験ができました。
その国の習慣がこういう所にも反映されているのかなとも思いました。
英語力があると、映画鑑賞も楽しくなります。
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