猫の手借りて、オーストラリア大解剖。

オーストラリアで体験したアッと驚く事、信じられない事実をシェアします!

個人だと急に謝罪しない人々

 

少し前の記事で、日本に帰って来て違和感があった事に謝罪をし過ぎる人が多いという事を書いた。

 

だけど気づいてしまったんです。

 

日本人が礼儀正しく ”すみません”という言葉を意識して使うのは集団に属している、所謂社会活動をしている時に限られているのかもしれないって、、

 

 

先日、お店に出掛けた時に私が棚を見ていると店員さんが私の目の前を通る時に、

 

 

「すみません。前通ります。」

「ごめんなさーい。申し訳ございませーん。」

 

 

と言った。

 

 

ペコペコ頭を下げながら、姿勢を低くした状態で、、

 

私はその言葉を聞いた時

 

 

あぁ、まただ、

別に一言「失礼します」でいいのに、、

 

そんな悪い事してないし、

前を通る事一言断るだけで充分なのにな

 

 

と思いました。

 

罪を犯したわけでもないのに、”謝罪”するのは異常だしただ単に少し間を空けてもらう事を”謝る”だけで良いんですから、、

 

そういえば、オーストラリアでもスペースが狭い場合に人の前や横を通る必要がある時には、みんな互いに

 

”Excuse me."

失礼します

 

と声を掛け合う習慣がありました。

 

こうやって声を掛けない人はとても無礼と感じるのが普通で、狭い所で声も掛けずにその場を通り過ぎて少し危なっかしいなと思ったりすると、その無礼さを口に出して文句言う人も見た事も数知れず...

 

そのくらい、人と狭い場所ですれ違う時は

この、失礼しますという表現 Excuse me. と声を掛ける事がマナーとしてとても重要だったのです。

 

それにExcuse me. と言うと、みんな笑顔でサッと道を空けてくれます。

 

そしてその後、こちらも笑顔でアイコンタクトをし、

 

ありがとう(Thank you!)

 

とお礼をする。

 

すると、明るい声で

 

No worries!

気にしないで!

 

というフレーズが返ってきます。

 

だから私は、オーストラリアに滞在している間。

人に前を空けてもらう時や人に前を空けてあげる時は、いつも

 

Excuse me.

失礼します

 

Thank you!

ありがとう!

 

No worries!

気にしないで!

 

の3フレーズの言葉を掛け合っていました。

 

だから、お互いにこんな些細な事でも気分よくいられました。

 

話を戻すと、店員さんが

 

「すみません。前通ります。」

「ごめんなさーい。申し訳ございませーん。」

 

と私に言った時、

 

私は咄嗟に

 

「いえいえ、大丈夫ですよ。そんなに謝らなくても。。」

 

と言いました。

 

 

だって違和感が半端なかったし、、

別に何かヤバい事をやらかしたわけでないんですから、、

 

そうしたら、その店員さんはなぜかニヤニヤしながら私の顔を見て何も言わずに、なんか宇宙人でも見るような眼で見て、

スタスタっと何も言わずに私の前を通り過ぎたんです!

 

 

えっ!?

 

と思いました。

 

凄く違和感を感じて直ぐには気づきませんでした。

 

何で、あんなに謝罪してるのに私が何か言うと変な目で見るんだろうか?

 

その後、母にその事を尋ねてみたら

 

「日本人はそんなに声を掛け合わないよ。あなたが何か言ったからビックリしたんじゃない。。」

 

との答え。

 

はぁ!?はぁー??

はいっ!?!?

 

そういうもんだったっけなあ、、日本って

 

これからは宇宙人に見られないためにも、黙っていなきゃなあと思いましたw

 

おそらく、9年以上も

 

Excuse me.

失礼します

 

Thank you!

ありがとう!

 

No worries!

気にしないで!

 

のフレーズを交し合っていたから、私の脳の回路がそうなったのでしょうか?

だけどこれ凄い気分が良いし互いに楽なコミュニケーション方式だったのにもうできないのかな?と思うと何だか寂しくもなって来ます。

 

 

宇宙人になった私が少しだけ日本で日本人らしく振る舞うための習慣を思い出しました。

 

 

そうかあー。そうだった!!そういえばそうだよね!!!

 

日本の人は謝るだけで良い所(罪を犯していない場所)でも、やけに謝罪するしペコペコお辞儀をする。

 

そうされても、違和感を感じられないように黙って少しスペースを空ければよい!!!

 

よし!!できる!!

 

宇宙人とバレない様に空気を読まねばならぬ!!!

 

言い聞かせました。

 

そして、帰宅時に駐車場へ向かいました。

両親が食料品を詰めるから、私にカートを見ていて欲しいと言いました。

カートを持って車の斜め後ろにいた私。

 

すると横の車の人も帰宅するのか戻って来ました。

とても狭いスペースです。

私の前にその彼が近づいて来ました。。

 

私はシミュレーションしました。。

違和感ないように、、

 

だけど予想もしない事が起こったんです!!

 

あれっ!?

 

何とその彼、何も言わずに狭いスペースを体を斜めにしてカートに擦りそうになりながら通って行こうとしたのです!!!

 

はっ!?謝罪はなしかー!!

えーーーーっ!?

お前危ないだろ!!

一言、声かけろや!!!

ぼけ!!!

 

と思わず言いそうになってしまいましたが、グッと耐えました。

 

と言うか、危うく言いそうでしたw

 

(英語だったらこう言ってる可能性ありで、長年の習慣ですね...というか声を掛けずに通る人なんて遭遇した事ないのですが、、)

 

普通に危なかったので、私はカートを少しよけましたが

 

それでも無言です。。

 

謝罪もお礼もなしか!!!

無礼だな!!

おい!!!

 

と感じたのは言うまでもありません。

 

 

そこで気づきました、

 

日本人ってもしかして個人だと急に謝罪しない人がいるのかな?

 

って...

 

社会活動中(仕事中)だから謝罪してるのか??って

 

なんだか不思議でした。。

 

この人だけがそうだったら、

 

この人が無礼で特別なんだなとも思えるけれど、

 

他にも何人もぶつかりそうなのに、何も言わず通り過ぎたりする人がいたり、すれ違いざまに狭いスペースを何も言わずに体を横向きにして通っていく人の多い事。。。危ないよねって話です。。

 

 

ああ、個人だと急に謝罪しない人々が結構いるんだな

 

と感じました。

 

まあ謝罪する必要なく、謝るだけで良いんですが、、

それさえできない無礼者が結構いて驚きました。

 

こんな人間は余程変な人でない限り、オーストラリアにはいなかったし、もしいたら怒られる場合だってあるからです。。

 

かと思えば、その一方では人がいて通れないとずっと声を掛けられなくて、何も言わずにじーっとそこから人がどくまで耐え忍んでいる人もいる事が分かりました。

 

ありえない無礼者と、異常に遠慮深い人が共存していて生き辛い感じだなあって思ってしまいました。

 

人の手を煩わせてるなと思ったら、

 

「失礼します。」

 

くらい言えよ、この無礼者

 

個人になると急に謝罪しない人が多いのは何故なんだ!!

 

と感じました。

 

あと、

 

そんなにビクビクするでない!!

 

って感じの人も多くて、本当に両極端でなんか歪だなあって思いました。

 

生き辛いなあこんな社会では、、、

 

 

謝罪しなくていい場面もあるでしょって話。

↓              ↓

discovery-australia.hatenablog.com

 

 

 

 

   

 

 ご自身でブログ運営をされている方は、A8ネットでアフィリエイト始めてみませんか?

 

↓押してくれると飛び上がって喜びます↓

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村