留学エージェント不信になった話
私は家族旅行で初めて西オーストラリア州のパースに行った時に、その足であるシティーの中にある立地のいい留学エージェントを訪問した。
以前から、海外で自分に挑戦してみたい、留学をしてみたいという思いがあったけれどいろいろ考えてしまって踏ん切りがつかずにいた。だけれど、ブラック企業を退職した時に何故か分からないがネジがはずれ、自分の中で突拍子もないような勢いがついていた。多分それまでに我慢しすぎていた事でバランスが取れていなくて、一気にそれを取り戻そうとしたのかもしれない。
そんな感じになっていた矢先に家族と行った西オーストラリアという場所。海と空がすごく青くて綺麗で、食べ物も気に入った。私はここに住んでみたい!と強く思って気づいたらこの留学エージェントで色々と申し込んでいた。
本当は貯めた貯金でアメリカに行ってみたかったんだけれど、そんな思いはどこかに完全に消え失せていた。パースに恋をしたんだろう...
愛想よく私に挨拶してくれたスタッフがいて、私はその人に留学したい事を伝えた。その方は、そのオフィスの中でも一番偉い立場で資格保持者である事が分かったので、ああこの人だったら安心して任せられるな。私って運がついてるな!とか思った事を覚えている。そしてこの人が私の担当になった。
しかしこの人の対応は疑問がある事ばかりで、だんだんと不信感が募っていった。
正直に言って、なんでこんな能力なしが一番上の立場にいて人に指示を振ることが出来るのかも疑問だし、結論から言えば人間的にも酷くて嫌いな人だ。
私の勤めていた会社はブラックだったけど、こんなに人間的に悪い人はいなくてだからこそ耐えてこれたのだと思う。要は初めてみた酷い人だ。
こちらは何も悪いことをしていないのに、なぜそんなに嫌がらせのような対応ばかり取れたのか疑問でしかなくこんな人が働いていたら迷惑とさえ思える。
今の私であれば、自分自身を明かしたうえでこの人の酷さを平気で暴露してやりたい程の気持ちだし、本当であればここにこの人の名前やオフィスの場所なども晒してやりたいぐらいだが、その方にはお子さんもいらっしゃるので心を鬼にして我慢する事にする。思い出すだけで腹が立つし、私のような被害者を増やしたくないそういう思いがあってここに書きたいと思った。
何が酷かったのか、下に列挙したい。
1.申し込みをする時に提出した書類をなくす、またはどこにやったか分からなくなる
入学許可書などの重要書類や個人情報やIDがついた重要書類のコピーをなくす。
2.学校を申し込んでから、手続きするまでに何か月もかかる
この人の言動から、最初はオーストラリア人の手続きが遅れていると思っていたが後に確認するとオーストラリアの学校側は手続きするための書類を直ぐに発行していた事が分かる。
なぜ、何か月も放置していたのか理解に苦しむ。
3.自分がオフィスに呼び出しておいて長時間待たせた挙句、暴言を吐いて追っ払う
昼過ぎにオフィスに来て欲しいと言われ、そのとうりに赴いたらワーホリの若い子とくだらないお喋りをずっとしていて私が待っていても無視。
私の姿が目に入ったら待っているように言う。
その子達が帰っていったら、もう夕方だ。
なんと自分が帰りたかったのか
「何、いつまでも待ってるの! 早く向こう行って!シッシッ!」
と追っ払う動作を取ってオフィス全体が凍り付いた。
こんなのは、社会人として以前に人として取るべき行動ではない!
4.コースの事や料金体系の説明がなく、質問すると面倒くさそうな態度を取る
私はいろいろ聞くので、面倒くさそうな人間と思っていたのか酷い事はされなかったが、
中には質問してもはぐらかされ説明もされずに勝手にコースを組み合わせて申し込まれた人がいるというのも聞いた。その人は料金まで多めに取られていたらしい。(←説明なく申し込ませたり大目に金をとったら犯罪です!)
5.勝手に入学許可書を発行、本人に確認を取らずコース期間を延長
私が病気をして学校に行けなくなった時に、私を介入させずに勝手に第3者と学校と自分で私のコースや期間を決めていた。
病気が治った後に、自分で他の学校に行こうとして初めて知った。
移民局から連絡が来たり、通常の手続きが取れなかったりでかなり大変だった。
この経験で移民局の仕組みを理解することが出来たので良かったのかもしれないが、当時は本当に辛かった。
6.体調が悪くてとても学校に行けないのに、何度もしつこく電話してきて学校に行くようにプレッシャーをかけてくる。
本当に最悪な体調なのにいつ学校に行けるのか、ビザの事があるから行かないとどうなるか分からないなどと言ってプレッシャーをかけてくる。(←何の脅しですか?)
しかも何度も何度も........しつこく電話してくる。
こちらを労わるような言葉は一切なし!
結局、冷たい言葉を吐いてくるだけで一切助けてはくれない。
身体がボロボロなのに心まで踏みにじってくる。
診断書や正当な理由があればビザを失効する事はないし、私も事実そうだったので何故早く学校に行くようにとばかり言ってきて、他に手を打ってくれないのか理解に苦しむ。
病気なのに移民局の手紙を準備したり結構死にそうな気分だった。
それに何度も学校に行くように焦らされた事も症状の悪化の一つの要因になったと思っている。人を殺す気か!と言いたい。実際に死にかけました。
7.病み上がりの人間の家に断りもなく夜中に訪問
私が病み上がりの際に、なんと連絡もなく夜8時以降に尋ねてきて家の中まで上がって来た。
内容は上記のように早く学校に向かえないかというような話。
あとは、なぜかおすすめコースの宣伝。
すごく疲れていて、顔にも疲労が滲んでいたはずの病み上がりの人間にどういう神経があれば家に上がり込み長居できるのか不思議でならない。
この人は本当に人間的にありえないし、無理な人です。
どうでしたか?
本当に今思い出しても、酷かったなあと思います。
途中で留学エージェントを変えればいいのにという人がいるかもしれませんが、私の場合は語学学校と専門学校を組み合わせて申し込んでいて尚且つすべての連絡事項を私に連絡せずこのスタッフが把握している状況だったので離れるに離れられない状況になってしまい、ここで申請したビザが切れるまで我慢するより仕方がない状態になってしまっていました。
そもそも、学校に通うのは私なのに連絡が行き渡ってこないで勝手に学校側とのみコミュニケーションをとっている事がおかしな事です。
学校に問い合わせをしたら私が知らない情報が沢山出て来たり、私が言っていた事と違う矛盾した事柄まで学校側が把握していてメチャクチャ大変でした。
この経験から、下手にエージェントを挟むよりも自分で思った事を学校側に直接伝えたり、ビザの事でも自分で調べたり問い合わせした方が良いという思考回路になってしまっていました。
いろんなトラブルを乗り越えた経験によりビザや移民局の事に詳しくなった事もあるのかもしれませんが、
要するに留学エージェント不信になってしまったという事です。
これからもし留学を計画したい人でエージェントを使用したい人は、何度かメールや電話で連絡を取ってみてその人が信頼できる人間かどうかなるべく長い期間見極める必要があると思います。
相談するという形で、コミュニケーションをとってみて良い人間かどうかしっかり判断するべきと思います。
私は今考えると、当時若すぎていたし勤務状況が酷すぎる環境に数年もいたせいで精神的にちょっと疲れすぎていたし軽く壊れていたのかもしれません。今思い起こすと全然まともな判断が出来ていないと思います。
それにあまり長い事、過酷な状況で自分の意志とは異なる状況で酷使されて我慢していると人間は精神を保とうとするのでその歪みが思考や行動に一気に現れる事もあるんだと思います。
自分ではまともに判断していると思っていたけれど、勢いで暴走していたと思います。
冷静な判断は皆無だったんだなと、、
だから人を見る目も曇ってしまっていたんだなと感じます。
やっぱり、ブラック企業で長期間あまり寝なかったりして肉体を酷使すると判断能力がろくなことにならないし、おかしな行動まで起こすんだなという事が良く分かりました!
やはりよく眠って、体を休めて、落ち着いて思考を巡らせる!!
これに尽きます!!
そうすれば、悪い人間を冷静に見極める事ができるのではないだろうか。
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