性教育をミルクシェイクで説明!?
性教育をミルクシェイクで説明する動画については下ネタに思う人もいるかもしれないし、一番最後に載せておきますが私はこの動画で盛大に笑ってオーストラリアの性教育でニュースとして話題になっているページに辿り着きました。
今日はその事を書きたいと思います。
最近、オーストラリア政府が新しいウェブサイトThe Good Society を立ち上げた事が現地では結構な話題になっています。
サイトはこちら
↓ ↓
https://thegoodsociety.gov.au/
このサイトは見るからに力が入っていて、沢山のビデオやポットキャストそして記事が含まれているサイトでお金かけているんだろうなと一目見て分かるような感じになっています。デザインも結構凝ってます。
ざっくり言えば、このサイト小学生から高校卒業するまでの子達に向けて人と人との関係性を学ばせるサイトになっています。
小学生は友達関係を中心に、中学生は生徒間同士の関係性や差別が中心、そして高校生の項目になると結構細かい関係性に踏み込んだ性教育の話も説明されています。
人との関係性の延長線上に性的関係性の構築があるという風に捉えている感じのサイトでした。
私は成人してからオーストラリアに来ているので、こちらの子供達がどんな性教育を受けてきているか詳しくは知りませんが、地元の子達が普通に話しているのが聞こえて来たりいろいろ話を聞くところによると、日本よりもオープンに実用的な事を教えているんだなあという事が分かって来ました。
だからあんまり恥ずかしがらず性の事をオープンに話す人が多いんだなあと思います。
小学生で既に自分についている性器の部位の話やその手入れ方法まで習っているというのを見聞きした事もあるし、高校生にもなればバナナにコンドームを暗闇で被せる練習をしたなんて話も聞いたことがあります。
ちょっと日本で生まれ教育を受けて来た私には最初はビックリする話でした。
バナナの話は嘘だと思っていましたが、西オーストラリア州の保健省のページの画像を見てもどうやら正しそうです。実際にバナナで実演させる学校があるんでしょう。
参考URL:Sex education - GDHR Portal
私が受けた日本での性教育と言えば、小学生の頃は男女分かれて別室に分けられ、内容といえばただ生理用品と生理について説明されただけでした。それに男子が何を聞いていたのかは全く知りません。
自分の性器の詳しい構造なんてものは全然習っていないし、高校に至るまで実演的な事をした覚えなど一切ありません。せいぜい、第一次性徴から第3次性徴とかを教科書でサラッと見て生理が始まって卵と精子があれば妊娠するそれくらいの仕組みしか習っていない記憶があります。
だから比べてみても随分オーストラリアは進んでいるなあという印象なのですが、現地オーストラリア人からしてみればもっとSEXの事を早い時期から教えた方が良いという親御さんの意見が多いようでそれで教育の仕組みを変えていっているとの事みたいです。
なるほど、そういうことだから各家庭でオープンに性の話をしたりしているんだろうなというのは容易に想像できます。
なんせ、私自身ホームステイする時にSEXの手引きの説明(!?)をされたぐらいなので、、(過去記事をご覧ください。)
まあそんなこんなで、このウェブサイトも高校生が見る項目になるとかなり細かいです。
だけど、どちらかと言えば技術的というよりは自分の好きな相手とどういう場合に性的関係を構築すれば良いかとか、どういう事が現実世界やSNSを使う際の性的嫌がらせになるかとかそういう事が細かく説明されていました。
オーストラリアでは最近は性的虐待やネットでのイジメなどが問題になっているので、どういう時は相手と一線を越えてはいけないかとかが詳しく説明されていた感じになっています。
中にはSextingの項目もあって動画で説明されています。
他にもいろんな動画があって、退屈させないように頑張って作ってるんだろなと感じました。
もともと、このサイトを見て記事にしようと思ったのは冒頭でも述べましたが、ニュースである動画が批判を浴びていたからそれをきっかけに興味を持ったからです。
何か真面目に多数が批判していて笑えちゃいました。
一生懸命分かりやすくウケるように作ろうと思って滑ってしまったのではと思います。
オーストラリアはみんなが性にオープンと勘違いしてしまいがちだけど、結構頭が固い風紀委員のような人もいるんだなってちょっと気づきました。
(まあ当たり前ですね 苦笑)
なんかでもオーストラリアってこういうの多いんですよね。。
期待してウェブページを開けてしまった自分がいましたwww
でもこれはただの下ネタじゃないかー!なぜなんだ??
下に私のトゥイ―トと訳を貼っておきます。
あーこれはやらかしてて酷いですwww
オーストラリア政府の性教育のビデオ見て飲んでたお茶吹き出しました😂
— がった みぃいな|🇦🇺でブロガー✈️ (@GattaMiINA) April 19, 2021
いったいどうした?🤣
「あなたは私のミルクシェーク飲めますか⁉」
pic.twitter.com/G6qKiuaX0I
訳:
行動に移せるかどうかのゾーンは、両方共の同意がなければ駄目です。
女性「あなた、私のミルクシェイク試してみる?」
男性「試すよ!!」
女性「これ、あなたのよりもいい感じ?」
男性「俺のミルクシェイクの方が良いと思うよ!」
もし片方が相手の同意がなく行動を起こしたらどうなるのでしょうか?
ーここで女性が、ミルクシェイクを手に取って男性の顔に塗りまくります!!!!ー
女性「飲むでしょ!」
「飲んで!飲んで!」(←!?www)
「全て飲み干しなさい!!」
↑男性の顔にミルクシェイクを塗りながらの発言↑
男性「何してるんだ!!」
女性「全部飲みなさい!!」
これは、Moving the line と呼びます。
もし相手が立ち止まっているのに、あなたがYESラインをMaybeゾーンを通りすべてのゾーンを埋めてしまう。これは相手の意思を無視している事になり、相手個人の権利を剥奪している事になってしまいます。
これは良くない事です。
Moving the lineは少なくとも、相手を尊重していなくもっと悪い言い方をすれば虐待と同じです。
女性「ただの面白い遊びよ!!ベーリー!」
「私、あなたが私のミルクシェイクをすごく好きなのを知ってるんだから!!」
あなたのラインが動くことで相手がどう考えるか、それは状況によります。
ある決断が他人にとっては気にならない場合もあります。
(ピザを食べるかのYESラインで説明)
その後、ピザをお尻に置き換えて説明(←!?www)
Can I touch your butt?ーあなたのおしりを触る事できますか?
一度そのラインを超えるくらいでは気にならないかもしれません。
(えっ、一緒にピザ一度食べたらお尻触ってもいいの!!知らんかったwww)
でも何回もそれを繰り返すと、例え小さな決断から起こした行動でも相手は困惑してしまうかもしれません。
(そりゃそうだ、撫でまわされたらwwwってかお尻触るのは小さな決断か…)
※2021.4.20この動画は政府のHPから現在削除されました
この動画、政府ページからは削除されたのですが完全に下ネタに見えてしまう人もいるのかもしれないので仕方ないかもしれません。
でもオーストラリア女性(男性)だったらこういうやり取り普通にありそうなので、動画を消すのもやり過ぎのような気もしてかなり複雑な気持ちになってしまいました。
まだ動画が残っているニュースリンクも貼っておきます。私のトゥイ―トの動画もいつ消えるか分からないので念のために、、
ミルクシェイクの話でオーストラリアのティーンエイジャーの子達のやり取りを垣間見れたような気持になりました。
だって違和感ないんだもん!!!
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